iPhone 6/6Plusの修理について

iPhone6の修理の際の故障原因の切り分け等にご利用下さい。

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iPhone6の性能・便利機能

iPhone6のデザイン

画面サイズが以前の4インチから4.7インチへと大画面化・高解像度化された液晶パネルに合わせ、本体サイズもiPhone 5sに比べ随分と大型化されました。
ただし大型化しただけでなく厚さ7㎜と今までのiPhoneの中で最も薄くなり、液晶パネル含めフォルムも丸みを帯びたおかげで手で握った際の引っ掛かりがなく持ちやすくなっています。

液晶パネル自体も更に高コントラスト化(色を鮮やかに表示出来る)されましたが、もともとiPhone 5sのコントラストも良かったのでそれほど差は感じないかと思います。

カラーはiPhone 5sと同じゴールド(白)、シルバー(白)、スペースグレイ(黒)の3色展開で、メモリ容量は新たに128GBがラインナップに加わり、16GB、64GB、128GBの3種類となりました。
16GBではすぐ一杯になり易く128GBでは持て余すかもしれませんので、64GBが一番お勧めかと思います。

iPhone6本体画像

iPhone6のCPU

iPhone5sからパフォーマンスはCPUが25%、GPUが50%向上しました。
チップは新たに開発された「Apple A8」を採用しています。
5sに搭載されているApple A7と同様64bitアーキテクチャになっており、
新たに気圧計を組み入れたことで高度情報の取得が可能になりました。
メモリは1GB(LPDDR3)搭載です。

通信機能

通信関係ではLTEの通信速度が最大150Mbpsに向上しました。
また2つの周波数を束ねて同時に利用し、LTEネットワーク上で高速化や安定化を図る技術「キャリアアグリゲーション」にも対応しています。

iOS8

iPhone6/6Plusの発売に合わせて配信されましたiOS8はこれまでで最も大きなバージョンアップがされています。
デザイン、操作感などはiOS7から違いなどは分かり難いのですが、標準アプリや共有機能など使いやすくなり、よりユーザーを考慮したバージョンアップとなりました。

最も大きなバージョンアップされたiOS8を最大限に活かすことができるのがiPhone6/6Plusでもあります。
iPhone6/6Plusは本体サイズも大きくなり、液晶解像度もあがりました。
片手で操作することが困難になりますが、ホームボタンをダブルタップすることによって画面表示が下がったり、また設定によりアイコンや文字の大きさを変えることにより、操作性を損なわないようデザインされています。

指紋認証機能であるTouch IDもiOS8からアプリと連携出来るようになり、より利便性が増しました。

その他ではカメラ、写真まわりがiOS8によってより進化しています。
カメラの露出調整、セルフタイマー、動画撮影などで新しい機能が搭載されています。

バッテリーの性能について

iPhone6になったことでバッテリーも進化しました。
1810mAhへと容量が増えました!
iPhone5S(1560mAh)からするとおよそ1.2倍です。

本体が薄くなったことによりバッテリーの形状も平たくなっています。
ただ、コネクタの部分の構造はあまり変わりは無いので、水分が入ってしまうとショートや腐食が起きてしまいます。

そして気になる"持ち"はというと、連続待ち受け時間は250時間(10日間)と十分凄いですが5Sとほぼ同じくらいです。
しかし連続通話時間はぐんっと伸び、3Gで最大14時間となっております。

[バッテリー]

バッテリーの修理でもっとも多い事例は、充電の減りが早くなってしまっての修理です。
消耗品でもありながら、落下によるケーブル破損や水没によるショートなどのケースも多く、非常にデリケートな部品となります。

iPhone6 各種名称・機能【修理の前の予備知識として】

iPhone6画像の各部品名をクリックして、部品の説明と修理に関するコメントをチェックしよう!

iPhone6 各種名称 ボリュームボタン ホームボタン ライトニングコネクタ インカメラ リアカメラ

ホームボタン

iPhone5sから採用されたTouchIDセンサー(指紋認証)がiPhone6でも引き継がれております。
その他の基本的な機能は従来のiPhoneと変わりはありません。

ホーム画面上、ホームボタンをダブルクリックをしますと、起動中のアプリを表示することが出来ます。
表示されたアプリを上にスライドすることによって、アプリを完全に終了させることが出来ます。
ホームボタンを長押しすることで音声ガイダンス”siri”が起動します。

iPhone6からの新たな機能も御座います。
ホームボタンを2回ソフトタッチ(クリックではなく軽くタッチ)しますと、画面が下に降りてくる”Reachability(簡易アクセス)”という新機能が追加されました。
やはり広くなった液晶、指のとどかない方にとっての処置なのでしょうか。

ホームボタン画像(ホームボタンパーツ)

[ホームボタン]

iPhone5sではライトニングコネクタに繋がっていたホームボタンですがiPhone6では直接メインのマザーボードに繋がっています。その為、ライトニングコネクタ側の破損でホームボタンが効かなくなってしまうことが無くなりました。
ホームボタンが効かなくなってしまう以外に、表面のサファイアガラスが割れてしまうといった故障もあります。

※内部的に基板と部品が紐づけされているので、交換をするとTouchIDの機能が正常に働かない場合があります。

スリープボタン

今までのiPhoneは本体上部に位置されたスリープボタンですが、iPhone6では本体右側面上部に変わりました。
これは本体のサイズアップによる処置かと思われますが、従来のiPhoneユーザーの方でしたら、少し違和感があるかもしれません。

機能は今までと変わりません。
一度押すことにより、画面が消灯しスリープ状態になります。
長押しすることにより、電源を落とす画面に移り変わります。
電源オフの状態で長押しすることによってiPhoneが起動します。

(スリープボタンパーツ)

[スリープボタン]

iPhone5sでケーブルの強度が増して水濡れや物理的なダメージ以外での破損が少なくなり、スリープボタンの陥没や押しても反応がしなくなってしまう修理事例が減りましたが、その他にLEDフラッシュ・背面マイクなどが一つの部品となりますので、こちらが故障した場合は交換が必要です。

リアカメラ

レンズの明るさがF2.4からF2.2とより明るくなりました。1秒間に10枚の撮影が可能なバーストモード(連写)も加わり、遠くの顔や集団の中の顔もより速く、より正確に認識できるようになりました。また、まばたきや笑顔の検出、バーストモードでの顔の選別性能も向上したので、ベストな状態で撮影が可能になりました。

[リアカメラ]

リアカメラの修理事例としてカメラ自体の不具合以外に、背面パネルにあるガラス部分の破損があります。
サファイアガラスで強度はあっても、突起してしまっている為に落下の衝撃を受け割れてしまう場合があります。
アイサポでは背面パネルにあるガラス部分の修理も受け付けております。

インカメラ

光を今までより81%多く取り込めます。また、露出コントロールが搭載され、写真やビデオの明るさを調整しながら撮影できるようになりました。

インカメラケーブル画像(カメラパーツ)

[インカメラ]

ライトニングコネクタケーブルと同様、インカメラ以外にも、インマイク・近接センサー・明るさセンサーなどが同じケーブルにある為、インカメラ以外の破損でも交換が必要になる場合があります。

ボリュームボタン

iPhone4s/5/5sの丸型だったボタン形状から、iPhone5cのような長円形のボタン形状となりました。こちらのボタンはロック中に音楽を聴いているときや、電話での通話中でも使うことができます。
その他カメラアプリでの静止画撮影やビデオの録画・停止ボタンとしても使える点では以前と変更点はありません。

ボリュームボタン画像(ボリュームボタンパーツ)

[ボリュームボタン]

iPhone5sまでボリュームボタン・マナースイッチはスリープボタンと同じパーツとなっていましたが、iPhone6になってボリュームボタン・マナースイッチが独立した形となります。
修理事例としてフレームの歪みで操作感が失われるケースとケーブル破損の2パターンに分かれます。

ライトニングコネクタ

iPhone5から採用されたライトニングコネクタを今回も採用。
8つのピンと外周の9つ接点で電気的に接続する仕様で、主にバッテリーの充電やパソコンなどの外部機器との通信に用いられます。通信規格としてはUSB 3.0に対応。

ライトニングコネクタ画像(ライトニングコネクタパーツ)

[ライトニングコネクタ]

iPhone6を下から見て左端からイヤホンジャック、マイク、Lightningコネクタ、モノラルスピーカー。
デザインは変わりましたが、多くの機能を持ち、充電機能以外の故障でも交換が必要になる部品といった点ではiPhone5sと変わりはありません。

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