絵文字を利用することで、文章では表現しにくい感情などもメッセージを送る相手へ簡単に伝えることができますよね。元々はガラケー時代に若者を中心に流行してきた絵文字ですが、急速なスマホの普及の影響もあって、もはや全世代に浸透してきているといっても過言ではないでしょう。
そこで、この記事ではiPhoneで利用可能な絵文字についての理解を深めるために、仕組みや入力方法などについて詳しく紹介していきます。
iPhoneで絵文字を入力する方法は?
iPhoneの場合、デフォルトの状態でキーボード内に絵文字キーボードへ移行できるアイコンが表示されています。それは、キーボードの左下に出ている「地球儀マーク」です。
かな入力の状態から地球儀マークを3回タップするか、地球儀マークを長押しして絵文字という項目を選択することで、絵文字キーボードへと移行させることができます。
感情表現のバリエーションをさらに広げる特殊記号の入力方法
メッセージを送る相手に、文字だけでは伝えにくい感情を表現する際には、絵文字のほかにも「♪」や「☆」などをはじめとした特殊記号を用いる方法があります。
特殊記号の一覧は、「きごう」と入力して予測変換の一番右に表示されているマークをタップすることで表示されますので、日常的に利用できそうなものがあるか一度確認してみましょう。
また、より専門的な特殊記号などは、「けいせん」「たんい」「すうがく」などと入力して、「きごう」と同様の操作を行うことで一覧が表示されますので、そちらも併せて確認しておきたいところです。
絵文字キーボードが表示されないときはどうしたらいいの?
絵文字キーボードが表示されない場合は、設定そのものが無効になっている可能性がありますので一度設定を確認してみましょう。
「設定アプリ」「一般」「キーボード」へと進み、一番上に表示されている「キーボード」の項目をタップすると、現在有効になっているキーボードの一覧が表示されます。
そこに「絵文字」の項目がなければ無効になっていますので、一番下にある「新しいキーボードを追加」から絵文字を選んで追加してあげることで、地球儀マークから絵文字キーボードを呼び出すことが可能です。
iPhoneの絵文字は他機種でも同じものが表示されている?
いくつかのキャリアを利用したことがある人はわかるかもしれませんが、絵文字はキャリアや機種によって種類そのものが若干変わってきます。
したがって、送り先によっては入力したものとは違う絵文字が表示されてしまうことがあり、ごく一部の絵文字未対応の古い端末などでは文字化けを起こしてしまう可能性があることは頭に入れておいたほうがいいかもしれません。ですが、感情を表した表情や矢印などの重要なものであれば、ほとんど変わらないように自動で変換してくれますので、そこまでシビアに考える必要はないでしょう。
iPhone Xからは超高機能の絵文字「Animoji」が使用可能!
「Animoji」とは、端末がユーザーの表情を3Dセンサーで読み取り、3Dの絵文字に当てはめてオリジナルの顔文字を作成することのできる絵文字機能です。
3Dセンサーが搭載された端末でしか利用ができないためiPhone Xからの対応にはなりますが、従来の絵文字とは違って絵文字自体が3Dで動く仕様となっており、まるでGIF画像かのような絵を文字と併せて送信することができます。
絵文字の種類も動物やロボットだけではなく、エイリアンなどのさまざまな素材が用意されていますので、「iPhone X」に機種変更した際は積極的に利用していきたいところですね。
絵文字も大切なコミュニケーションツールのひとつ!
絵文字というものは、使い方さえわかってしまえば今すぐにでも取り入れることができますし、文字では伝えにくい感情さえも手軽に伝えられるとても画期的なアイテムなのです。それどころか、言語が違う外国の人にも感情は簡単に伝えられることを考えると、立派なコミュニケーションツールのひとつといっても過言ではないでしょう。
iPhone Xから搭載される「Animoji」のように、絵文字もこれからますます進化を遂げていくことが予想されますので、今のうちからTPOに合わせた基本的な使い方をマスターしておきたいところです。