iPhoneユーザーにとって怖いのがフリーズ。作成中のデータが消えてしまうかもしれませんし、その後電源がうまく起動しないかもしれません。
そこで、ここでは電源を切る方法をご紹介します。電源ボタンが壊れてしまったときの対処法もあわせてご紹介しますので、電源が切れなくて困っている方はぜひご覧ください。
電源が切れないときの基本は強制終了!ただしデータは…
iPhone6は通常の状態であれば本体上部にある電源ボタンを長押しして、画面上に表れる「電源オフ」を右にスワイプすれば電源を落とすことができます。
しかし、何らかの原因でiPhoneがフリーズしてしまうと、電源ボタンを長押ししても一向に「電源オフ」が表示されません。この場合には電源ボタンと本体下部中央にあるホームボタンを同時に10秒程度長押しして強制終了させましょう(ただし、強制終了すると保存していないデータは消滅するので気を付けてください)。
Appleのロゴが表示された後に指を離すと再起動することができ、フリーズした状態を脱却できる可能性があります。しばらく時間を置いてみてもフリーズしたままどうにもならないときの対処方法としては強制終了が基本となります。
もっとも、場合によっては電源ボタンやホームボタンが物理的に壊れていて長押しできないこともあるでしょう。この場合には「設定」を開いて「一般」のうち「アクセシビリティ」という項目をタップしましょう。すると「Assistive Touch」という項目が見つかるはずです。
これはホームボタンやボリュームボタンなどをタップ1つで代替できるようになる機能です。物理的にボタンが壊れている場合であっても、「デバイス」「画面をロック」「シャットダウン」の順にタップするだけで電源を切れるようになります。
強制終了以外の方法はなにがある?
「電源切れない」と困った場合の対処方法として強制終了以外の方法としては、iPhoneのバッテリーがなくなるまで放置する方法があります。再び充電すると、電源が回復します。
または、iPhoneをPCに接続してバックアップを作成した後、初期化・復元する方法があります。この方法ではiPhone内のデータがすべて消去され工場出荷時の状態に戻りますので、動作不良を改善できる可能性があります。
ちなみに強制終了は「設定」「一般」「リセット」「すべてのコンテンツと設定を消去」「iPhoneを消去」の順にタップするとiPhone単体でも行うことができます。この場合でもiCloudなどにバックアップを残していればデータを復元することができます。
リンゴループってなに?どうすればいいの?
iPhone6を再起動するとAppleのロゴマークが表示され、やがてロック画面に切り替わります。しかし、ロック画面が表示されたと思ったら、その直後に再びロゴマークが点滅し、その後何度もその症状を繰り返すことがあります。これを「再起動ループ」またはロゴマークにちなんで「リンゴループ」と呼びます。
原因としては容量不足やバッテリーの劣化、iOSの不具合等が考えられています。この場合、強制終了を試してみてください。その後、起動する際にボリュームのプラスボタンを長押しして、アプリを起動しないセーフモードに切り替えましょう。
「電源切れない!」とお悩みの場合には強制終了や初期化で状況が改善する場合も多いのですが、電源ボタンが物理的に壊れている場合には修理に出すほかないともいえます。
Assistive Touchで代用できたとしても、電源をつけることはできません(PCに接続する場合を除く)。また、バッテリーを使い切る方法は、いざというときにiPhoneが使用できない可能性があります。結局のところ、強制終了や初期化で直らない場合の方法はいずれも応急処置にしかすぎないのです。早くiPhoneを通常どおりに使用するためにも修理に出した方が良いでしょう。
電源はiPhoneの重要部分!直らないなら早めに修理に
以上のようにフリーズなどによって電源を切ることができなくなった場合には、強制終了する方法や初期化する方法、Assistive Touchを用いる方法、iPhoneを放置する方法によって電源を切ることができます。
電源はiPhoneの根幹に関わる重要な部分なので、電源に故障があるとみえる場合、早期に修理した方が良いでしょう。
その他にも以下の症状に当てはまるものがあればお問合せください。
・フロントパネルのひび割れ
・画面表示不良
・タッチパネル不良(タッチが効かない)
・バッテリー交換
・カメラが映らない/映りが悪い
・コネクタ不良(充電ができない等)
・ホームボタンの故障
・音量ボタンが効かない
・スリープ(電源)ボタン故障
・バイブレータがきかない
・相手や自分の声が聞こえない
・電源が入らない
・水没してしまった
・その他故障トラブル修理