要チェック！中古iPhoneのメリット・デメリットと購入前に知っておくべき4つのこと

新機種発売の度に世間を賑わす驚きの新機能が追加されるiPhoneですが、新キャリアの参入や格安SIMなどの普及により、旧機種の中古端末を購入して利用している人の割合も年々増えてきています。しかし、中古のiPhoneを購入する際に必ずチェックしておくべきポイントは、意外と知られていないのです。

ここでは、中古iPhoneのメリット・デメリットをはじめ、中古端末を購入する際に知っておきたい4つのポイントなどを詳しく紹介していきます。

中古iPhoneのメリット・デメリット

最大のメリットは、なんといっても「端末を安く購入できる」という点です。新品の定価では手が届かなかった端末が、中古だと半額以下で購入できたなどといった話も決して珍しくはありません。

また、発売当初は品薄だったモデルやカラーの端末を購入できる可能性があることも、中古iPhoneを選ぶメリットといえるでしょう。

一方のデメリットとしては、「キャリアの保証には入れない」ということが挙げられます。キャリアの保証が受けられないとなると、修理代金が高額になってしまう可能性もあるということは、中古端末購入の前に必ず理解しておかなければなりません。

また、中古の場合は新品と比較すると消耗品であるバッテリーのもちが悪いことがあるのも知っておくべきでしょう。

中古iPhone購入のポイントその1：白ロム・赤ロムの確認

中古iPhoneを探す際、「白ロム」と「赤ロム」という言葉の意味について十分理解しておく必要があります。

まずは「白ロム」についてですが、こちらは前の利用者の情報が端末に一切保存されていない、まっさらな状態の端末のことです。

一方の「赤ロム」は、前の利用者の端末代金滞納や盗品であることを理由に、キャリア側が強制的に利用停止措置を行った（行う可能性のある）端末のことを指しています。気をつけておかなければならないのは、購入時点では赤ロムの端末ではなくても購入後に赤ロムになりうる可能性があるということです。そのような事態にならぬよう、購入前に白ロムか赤ロムかはチェックしておかなければなりません。

各キャリアのホームページ上に、「ネットワーク判定」という項目があります。そこに、端末ごとに振り分けられた15桁のIME番号を入力することで判定が可能となっていますので、必ず事前に確認しておきたいところです。

中古iPhone購入のポイントその2：購入店舗での保証期間

各キャリアの保証は受けられなくても、ショップ独自の保証制度を設けている中古iPhone販売店は一定数存在します。

どれだけ気をつけて利用していようとも、100％故障しないとは言い切れませんし、過失なしの自然故障が発生する可能性も否定はできません。したがって、購入店の保証制度についてもあらかじめ確認しておいたほうが無難です。

また、新品購入から間もない端末であれば、メーカーの保証期間が残っている可能性もありますので、そちらも併せて確認しておきましょう。

中古iPhone購入のポイントその3：アクティベーションロックの確認

アクティベーションロックとは、端末の盗難や所有者以外の不正利用を防ぐために搭載されているセキュリティ機能のひとつです。

アクティベーションロックがかかった状態の端末を購入してしまった場合、前の利用者のAppleIDとパスワードを入力する以外に解除する方法がありません。

したがって、知人に譲ってもらった端末などであれば対処が可能かもしれませんが、前の利用者がわからなければ対処法が一切ないのです。そのような事態を避けるためにも、アクティベーションロックについても購入前に必ず確認しておきましょう。特に、オークションなどの個人売買サイトを利用して中古iPhoneを購入する際には注意しておかなければなりません。