iPhoneバッテリーを長持ちさせる!今すぐできる節電テクニック集

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「最近、iPhoneのバッテリーの減りが早いかも…」と感じていませんか?
実は、ちょっとした設定の見直しや使い方の工夫で、バッテリーの持ちは大幅に改善できます。
この記事では、設定でできるバッテリーの長持ちテクニックから、寿命を延ばすためのの普段の使い方、劣化チェックの方法や交換手段まで、わかりやすく解説します。

知らないと損!iPhoneバッテリーがぐんと長持ちする設定

スマートフォンのバッテリーは、常に多くのアプリや機能が動作しているため、気づかないうちに消耗が進んでしまいがちです。
でも、iPhoneには設定を少し工夫するだけでバッテリー持ちを延ばせる便利な機能が多数備わっています。

低電力モードを積極的に活用する

iPhoneの「低電力モード」は、バッテリー残量が少ないときに自動で提案される機能ですが、手動でオンにすることもできます。
CPUのパフォーマンス、メールの取得、背景処理などを制限し、消費電力を抑えることができます。

設定方法
「設定」アプリ →「バッテリー」→「低電力モード」をオンにしましょう。
右上のバッテリーアイコンが黄色に変われば、低電力モードが有効になっているサインです。

画面設定を見直して電力消費を削減

iPhoneのディスプレイは非常に高精細で美しい反面、画面が明るすぎたり、無駄に動作することで消費電力がかさみ、バッテリーの消耗が早くなる原因にもなります。
以下の設定を見直すことで、日常的な電力のムダを減らし、バッテリーの持ちを改善することができます。

画面の明るさを抑える

画面の明るさを暗めに設定することで、バッテリーの消耗を抑えることができます。
「設定」→「画面表示と明るさ」→「明るさ」のスライダーを左に動かして調整しましょう。

有機ELモデルなら「ダークモード」が効果的

iPhone X以降の有機ELディスプレイでは、黒いピクセルは発光しないため、ダークモードにすることで節電効果が期待できます。
「設定」→「画面表示と明るさ」→「外観モード」で「ダーク」を選びましょう。

自動ロックの時間を短縮

iPhoneを使っていない時間にも画面が点いたままだと、当然バッテリーは減ります。
「設定」→「画面表示と明るさ」→「自動ロック」から、30秒〜1分など短めに設定しましょう。

動く壁紙・Live Photosの使用を避ける

動きのある壁紙は見た目には楽しいですが、アニメーション処理がバッテリーに負担をかけます。
「設定」→「壁紙」→「新しい壁紙を追加」から、静止画の写真やプリセット画像を選びましょう。

ホーム画面のウィジェットを整理

ウィジェットは便利な反面、常に最新情報を取得するためのバックグラウンド動作が発生します。
必要なものだけを残し、不要なウィジェットは長押し→「ウィジェットを削除」で整理しましょう。

「手前に傾けてスリープ解除」を無効にする

持ち上げただけで画面が点灯する機能は便利ですが、意図しないタイミングでの点灯がバッテリーを消耗します。
「設定」→「画面表示と明るさ」→「手前に傾けてスリープ解除」をオフにしましょう。

「True Tone」をオフにする

周囲の光に応じて画面の色温度を自動調整するTrue Toneは、常にセンサーが稼働しているため電力を使用します。
「設定」→「画面表示と明るさ」→「True Tone」をオフにしましょう。

ホワイトポイントを下げる

画面全体の明るさに影響する白色の強さを抑える設定です。
白色は画面の中でも特に多くの電力を消費するため、ホワイトポイントを下げることで消費電力を減らし、結果的にバッテリーの消耗を抑えることができます。
「設定」→「アクセシビリティ」→「画面表示とテキストサイズ」→「ホワイトポイントを下げる」をオンにして、スライダーで調整しましょう。

視差効果(アニメーション)を減らす

画面の動きやズーム効果を控えめにすることで、処理負荷を軽くできます。
「設定」→「アクセシビリティ」→「動作」→「視差効果を減らす」をオンにしましょう。

アプリの設定の見直し

アプリは使用していないときでも、通知の受信やデータの同期などでバッテリーを消費している場合があります。
次のような設定を行うことで、無駄な電力消費を抑えることができます。

使わないアプリは終了させる

ホームボタンがある機種ならダブルクリック、Face ID搭載機種なら下からスワイプして、アプリスイッチャーを表示。
終了したいアプリを上にスワイプして閉じましょう。

バックグラウンド更新をオフにする

アプリがバックグラウンドでデータを更新し続けると、その分バッテリーを消費してしまいます。
「設定」→「一般」→「アプリのバックグラウンド更新」から、不要なアプリの設定をオフにしましょう。

不要な通知をオフに

アプリの通知が多いと画面点灯や通信で電池を使います。
「設定」→「通知」→ 各アプリの通知を見直して、必要なものだけ残すのがポイント。

使っていないアプリは整理してストレージに余裕を持たせる

使っていないアプリは、バックグラウンドで動作してバッテリーを消費している場合があります。
また、ストレージ容量がいっぱいに近い状態だと、システムの動作が不安定になり、結果的に電力消費が増えることも。

不要なアプリは長押しして「アプリを削除」でアンインストールし、写真や動画も定期的に整理して、常に5〜10GB程度の空き容量を確保することが理想です。

自動ダウンロードをオフ

1つのデバイスで購入したアプリが他のApple Accountに関連付けられているデバイスにも自動でダウンロードされる「自動ダウンロード」機能。
この機能も、常時通信が発生する原因になります。
「設定」→「アプリ」→「App Store」→「自動ダウンロード」をオフにしましょう。

通信関連の設定を見直して、待機中の消費を抑える

スマホは通信機器でもありますが、常時オンになっている機能が多いほど、見えないところでバッテリーが消費されやすいものです。
不要な通信を減らすことで、バッテリーの持ちを大幅に改善できます。

位置情報サービスの見直し

アプリが常に位置情報を取得していると、それだけでバッテリーが消耗します。
「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」で、不要なアプリの位置情報設定を「このアプリの使用中」または「しない」に。

Wi-Fi・Bluetooth・AirDropは未使用時オフに

Wi-Fi・Bluetooth・AirDropなどの機能は、通信や接続を維持するために常に電力を消費しています。
「コントロールセンター」、または「設定」→「Wi-Fi/Bluetooth」から、使用していないものは都度オフにしましょう。
AirDropは「設定」→「一般」→「AirDrop」から「受信しない」に設定しましょう。

VPNの常駐を確認

VPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)は、安全な通信を行うためにデータを暗号化して中継する仕組みですが、常時オンになっていると通信経路の維持によりバッテリーを消耗することがあります。
不要な場合は、VPNアプリ内の設定や「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」から自動接続の有無を確認し、必要なときだけ接続するようにしましょう。

5Gを適切に設定

5Gエリア外では、電波を探し続けるために電力が消費されることがあります。
「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信のオプション」→「音声通話とデータ」で「5Gオート」または「4G」を選択しましょう。

その他、気をつけたい設定ポイント

ここまで紹介した内容に加えて、見落としがちなけれど意外と効果がある節電ポイントをいくつかご紹介します。

iOSを最新バージョンに保つ

AppleはiOSのアップデートで、電力効率やバッテリー管理の最適化を随時行っています。
「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から最新の状態を確認しましょう。

Siriの常時待機をオフに

「Hey Siri」での呼びかけを受け付ける機能は、マイクが常に音を聞き取ろうとしている状態になります。
「設定」→「Siri」→「Siriに話しかける」→「オフ」を選択しましょう。

「メール」のフェッチ間隔を調整

新着メールを自動でチェックする頻度が高すぎると、通信と処理でバッテリーを消費します。
「設定」→「メール」→「メールアカウント」→「データの取得方法」で、フェッチを「手動」に設定しましょう。

毎日の使い方で差がつく!バッテリー寿命を伸ばす習慣術

iPhoneのバッテリーは消耗品です。
使用を重ねるごとに劣化は進んでいきますが、毎日のちょっとした使い方や充電習慣によって、その寿命を大きく延ばすことができます。

充電習慣の見直しが、バッテリー寿命を左右する

バッテリーの劣化を防ぐには、ただ満タンに充電すればよい、というわけではありません。
日々の充電の仕方や使い方が、内部のリチウムイオン電池に大きな影響を与えます。

バッテリーを守る充電習慣と「最適化充電」の活用

iPhoneのバッテリーは、満充電(100%)や完全放電(0%)を繰り返すと劣化が進みやすくなります。
日常的には、バッテリー残量を20%〜80%の範囲で保つよう意識すると、長持ちしやすくなります。

こうした使い方をサポートしてくれるのが、iOSの「バッテリー充電の最適化」機能です。
夜間などの充電時にいったん80%で充電を止め、必要なタイミングに合わせて100%に調整してくれるため、バッテリーへの負担を軽減できます。

設定方法
「設定」→「バッテリー」→「充電」→「バッテリー充電の最適化」をオン

充電しながらの使用はなるべく避ける

充電中にゲームや動画視聴など高負荷な操作を行うと、発熱を伴うダメージがバッテリーに蓄積されていきます。
充電が必要なときは、できるだけ使用を控えるか、使用頻度を抑えて温度上昇を防ぎましょう。

充電器はApple純正品またはMFi認証製品を使う

非認証の充電ケーブルやアダプタは、電圧の不安定さや過熱などのトラブルが起きやすく、バッテリーの劣化リスクが高まります。
Apple純正アクセサリや、MFi(Made for iPhone)認証を受けた製品であれば、安全性が高く、安定した電流で充電が行えるため、結果的にバッテリーの長持ちにもつながります。

温度管理も、バッテリー寿命のカギ

バッテリーにとって「温度」は非常に重要なファクターです。
高温・低温どちらの環境も、劣化を早める原因になります。

高温・低温環境を避ける

Appleが推奨するiPhoneの使用温度は0℃〜35℃です。
真夏の直射日光が当たる場所や車内に放置すること、また極寒の屋外で長時間使用すると、バッテリーの性能低下やダメージの原因になることがあります。
できるだけ温度変化の少ない場所で使用・保管するよう心がけましょう。

充電中はケースを外すのも一手

充電中にスマホ本体が熱を持ちやすいと感じた場合は、ケースが熱の放出を妨げている可能性もあります。
とくに暑い季節や高速充電中などは、一時的にケースを外して充電するのが効果的です。

交換すべきタイミングはいつ?バッテリー劣化を見抜くチェックポイント

バッテリーを長持ちさせるためには、日頃からバッテリーの状態を確認することが大切です。
iPhoneのバッテリーは消耗品で、使い続けるうちに性能が落ち、充電の持ちも悪くなります。
見た目ではわからなくても、内部で劣化が進んでいることもあるため、バッテリー交換の目安を知っておくと安心です。

バッテリーの劣化を見分ける方法

iPhoneでは、「設定」→「バッテリー」から、現在のバッテリーの状態をチェックできます。
さらに「バッテリーの状態と充電」から「最大容量」と「ピークパフォーマンス性能」を見ることで、バッテリーの劣化を見分けることができます。

バッテリーの最大容量をチェックする

「最大容量」は、新品時のバッテリーと比べて、現在どれだけ充電を保持できるかの目安です。
一般的に、最大容量が80%を下回ると、バッテリーの持ちが悪くなるとされています。
80%前後になったら、交換を検討するタイミングです。

ピークパフォーマンス性能も確認

「ピークパフォーマンス性能」は、iPhoneが必要な処理能力を発揮できているかを示す項目です。
バッテリーの劣化が進むと、電力供給が追いつかず、システムがパフォーマンスを自動的に制限することがあります。
「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」を開き、バッテリー劣化の注意書きが表示されているかチェックしましょう。
「バッテリーに関する重要なメッセージ」などの注意書きが出ていれば、バッテリー交換が必要なサインです。

バッテリー交換はどこで?正規 vs 非正規の違いと注意点

iPhoneのバッテリー交換は、Appleの正規サービスや主要キャリアショップ、または非正規修理店で行えます。
それぞれメリット・デメリットがあるため、状況に応じて使い分けましょう。

Apple正規サービスで交換する場合

AppleCare+の保証対象で、かつバッテリー最大容量が80%以下なら、Appleでの交換は無料です。
保証外の場合は、11,200〜19,400円のバッテリー交換料金がかかります(2025年10月時点)。
Apple純正パーツを使用し、修理後もAppleのサポートが受けられるため、特に安心感を重視する方におすすめです。

キャリアショップで交換する場合

主要なキャリアショップでもiPhoneのバッテリー交換サービスを提供しています。
料金やサービス内容はキャリアによって異なりますが、Appleの正規サービスと連携していることが多く、純正パーツが使われます。
キャリアのサポートや保証サービスとの連携が可能な点がメリットですが、予約が必要な場合が多いので事前確認が重要です。

街の修理店(非正規)で交換する場合

Apple非正規の修理店でもバッテリー交換が可能で、料金は5,000〜10,000円前後が相場です。
予約なしの即日対応が可能な店舗も多く、急ぎの場合に便利です。
ただし、純正パーツでない場合や、Appleのサポート対象外になるリスクもあるため、店舗の実績や口コミをよく確認しましょう。

事前にバックアップを取ろう

バッテリー交換の際は、端末内のデータが初期化される可能性があります。
特にApple正規サービスやキャリアショップでは、データの保証はされていないため、自分で事前にバックアップを取っておくことが重要です。
iCloudやパソコン(iTunes)を使ってバックアップを済ませておけば、万が一のトラブルがあっても安心です。

iPhoneバッテリーの疑問をまるごと解決!Q&A集

バッテリーを長持ちさせたいと思っていても、実際の使い方で迷うことは少なくありません。
ここでは、よくある疑問をQ&A形式でわかりやすく解説します。

Q. バッテリーは0%まで使い切ったほうがいい?

A. いいえ。完全放電はバッテリーに負担をかけます。
リチウムイオン電池は30〜80%程度の範囲を保つ「継ぎ足し充電」が適しています。

Q. iPhoneの急速充電はバッテリー劣化の原因になる?

A. Apple推奨の20W以上の充電器なら問題ありません。
ただし、下記のような注意が必要です。

  • 発熱を避ける
  • 負荷の高い操作をしない
  • 安全性の低い高出力アダプタを使わない

急速充電は残量が少ない時だけ速く充電される設計なので、日常使いでも安心です。

Q. iPhoneを寝ている間に充電しても大丈夫?

A. iPhoneには「最適化されたバッテリー充電」機能があり、100%を超えて充電し続ける心配は基本的に不要です。
ただし、発熱を避けるために下記を意識しましょう。

  • 通気性の良い場所で充電
  • ケースを外す
  • クッションや布団の上に置かない

Q. iPhoneは満充電になったらすぐに充電ケーブルを抜くべき?

A. 100%になると充電は自動で停止します。
とはいえ、長時間そのまま放置するのはわずかに負荷がかかることも。
気になる方は80〜90%で止める運用もありですが、過度に神経質になる必要はありません。

Q. 充電しながらiPhoneを使うとバッテリーに悪影響?

A. 充電中にiPhoneを使うこと自体に問題はありませんが、以下のような発熱を招く使い方は避けましょう。

  • ゲームや高負荷アプリの使用
  • 高温環境での充電
  • 厚手のケースを装着したまま

iPhoneは高温になると一時的に性能を制限することもあります。
充電中はなるべく使用を控えるか、軽い操作にとどめると安心です。

Q. 低電力モードは常時オンでも大丈夫?

A. 問題はありませんが、一部機能が制限されます(メールの自動取得やアニメーションなど)。
節電重視なら常時オンでも良いですが、快適さを優先したいときは切り替えて使いましょう。

Q. iPhoneは純正ケーブル以外でも安全に充電できる?

A. MFi認証(Made for iPhone)を取得している製品なら基本的にOKです。
非認証のケーブルは過熱や故障のリスクがあるため、安価でも避けた方が安全です。

iPhoneのバッテリーを長く使うために

iPhoneのバッテリーは、日々の使い方ひとつで寿命や性能に差が出てきます。
今回ご紹介したポイントを取り入れることで、劣化を抑えながら快適な使用が続けられるはずです。
これからも、定期的に設定を見直し、バッテリーに負担をかけない使い方を意識していきましょう。
もしバッテリーの劣化が気になるようであれば、交換も検討してみてください。

アイサポでは¥4,980~、最短30分でバッテリー交換を行っています。
最近バッテリーの減りが早いと感じるなら、早めに状態をチェックしておくのがおすすめです。

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その他にも以下の症状に当てはまるものがあればお問合せください。
・バッテリーがすぐ切れる
・電源がいきなり落ちる
・充電してもすぐにバッテリーが切れる
・バッテリーの充電が遅い
・バッテリーが膨張している
・バッテリーが発熱している
・バッテリーの充電が遅い

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