iPhoneは、使用を続けていると動作の不具合が生じることがあります。その不具合の症状は、画面が乱れる、音が出なくなる、ボタンの反応が鈍い、充電がすぐなくなる、電源が急に落ちるなどです。
そのようなケースが見られる場合、故障である可能性があるので早急に修理をする必要があります。修理しないまま使用を続けていると、さらに症状が悪化することもあります。
修理に出す前に！故障のチェック項目とやっておくべきこと
iPhoneの故障の症状は「液晶の乱れ、画面の表示がおかしくなる」「ホームボタンやスリープボタンが反応しない、あるいは反応が遅い」「しっかり充電してもすぐにバッテリーが減る」「十分に充電しているのに突然電源が切れる」「音が出ない」などが主な症状です。
以上の症状が出た場合は、修理に出す必要があります。修理に出す際は、iPhone購入時に加入したサービス保証の保証書が手元にあるか、そして保証の期限が過ぎていないかを確認しましょう。
また、Appleの公式サイトで行っている「iOS診断」を受けることもおすすめです。質問形式の診断は質問の答えにより、手持ちのiPhoneの対処法や問題点を診断してくれます。
どこに修理を出せばいいの？依頼の方法は？
iPhoneの修理は、Apple StoreかApple正規サービスプロバイダ、または民間のiPhone修理専門店で行ってくれます。修理の依頼方法は、Apple正規店や民間のiPhone修理専門店へ直接に出向き店頭でお願いするか、郵送で店にiPhoneを送るかの2つがあります。
店頭に行く場合は、具体的に店頭の店員に症状を話して細かなサポートを受けるというメリットがあります。郵送の場合は、忙しくて店に行く時間がない人が郵送するだけで修理をすることができるというメリットがあります。
故障したiPhone修理の流れや料金は？症状によって違うもの？
店頭で修理を依頼した場合は、症状の種類や店の混雑具合によって修理時間は異なりますが、当日の数十分で修理は完了して手元に正常なiPhoneが戻ることもあります。
正規店へ郵送の場合は、郵送して修理を終え手元に郵送で戻ってくるまで、最短でも1週間はかかります。iPhoneの症状のひとつであるホームボタンなどの不具合による交換の場合は、機種によって修理代金が異なり、保証対象内であればどの機種でも修理代は11,800円、保証対象外であればiPhone SEが30,800円、iPhone 6sシリーズが33,800円〜36,800円、iPhone 7シリーズは35,800円〜38,800円という料金設定になっています。
そして画面割れの修理の場合は、正規店で保証内であればどの機種も3,400円、保証外であれば古い機種からiPhone 6s、そしてiPhone 7が17,800円、iPhone 6s PlusとiPhone 7 Plusが19,800円の修理代がかかります。このように、iPhoneの修理代は故障の種類によって料金は異なります。
民間のiPhone修理専門店では、ホームボタンなどの不具合や画面割れの修理の場合、5,000円～8,000円程度と正規店よりも安く修理の時間もそれほどかかりません。どうしようかと迷っている時間があれば修理に出してしまう方が早く解決できます。また、「総務省登録修理業者」の修理店であれば、安心して修理の依頼ができます。
修理が無料になることも？本体や部品の無料交換ができる条件とは
Apple正規店で修理を依頼した場合、「故意による故障ではない」「サービス保証に加入していて保証期限が有効である」という条件に当てはまれば、無料で修理を受けることができます。
「故意でない故障」とは、バッテリーの劣化や消耗です。よって、バッテリーの交換についてはサービス保証に加入して保証期限が過ぎていなければ無料で交換をすることができます。しかし、保証に未加入であれば8,800円の修理代がかかります。
まとめ
iPhoneにはさまざまな不具合の症状が発生することがありますが、不具合を発見したら慌てずにいくつかの解決法を試してみる、iOS診断で診断してもらうなどの対処をしてみましょう。それでもiPhoneが改善しなかったら、それは故障している証拠なのですぐに最寄りのApple正規店か民間のiPhone修理専門店で修理をしてもらうことが大事なことです。
必要な部品を購入して自分で修理をするという方法もありますが、専門のお店でプロの専門家に修理を任せるほうが無難といえるでしょう。ちなみに民間の修理業者では、Appleストアのような正規店よりも安く、そして早く修理をすることが可能です。費用を節約したい人や即日対応を希望する人には民間の修理専門業者がオススメです。
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