iPhoneの画面にヒビが入った場合の対処法は?修理のポイントを解説

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落としたりぶつけたりしてiPhoneの画面にヒビが入った場合、どのように対処すればよいのでしょうか。世の中には、ヒビが入ったiPhoneをそのまま使い続けている人もいるでしょう。画面にヒビが入っていても使用できる場合があります。しかし、やはり画面に入ったヒビは、早めに修理をしたほうがよいのです。
この記事では、iPhoneの画面にヒビが入った場合の対処法について解説します。

1.iPhoneの画面のヒビを放置しないほうがいい理由

iPhoneの画面にヒビが入ってしまっても、スマホとしての機能が無事に作動するなら、画面の見づらさを我慢してそのまま使い続ける人はたくさんいます。しかし、問題なく使用できたとしても、iPhoneの画面に入ったヒビは放置しないほうがよいのです。ここでは、iPhoneの画面のヒビを放置しないほうがよい理由を説明します。

1-1.勝手に作動してしまう

画面にヒビが入ったままiPhoneを使い続けていると、自分で操作をしていないのに勝手に作動してしまう場合があります。まるで幽霊か透明人間が操作しているかのように、誰も触っていないiPhoneが勝手に動き出してしまうのです。この現象が起こってしまうと、予想もできないような事態になることがあります。
例えば、知らないうちにアプリのアイコンがタップされ、動画アプリが起動してしまうこともあるでしょう。寝ているときや電車の中、誰かと大事な話をしているときや会議中など、予期しない場所やタイミングで動画が再生されてしまうのです。いきなりの出来事に驚いたり恥ずかしい思いをしたりもするかもしれませんが、問題はそれだけではありません。気づかない間に長時間動画が再生されると、通信量や通信料にも大きな影響を与えてしまう可能性があります。

しかし、勝手に電話がかかってしまうことに比べれば、動画が再生されてしまうのはまだましかもしれません。画面にヒビが入ったまま使っていると、電話アプリが勝手に作動してしまうこともあるのです。自分で操作をしていないのに、iPhoneが勝手に誰かに電話をかけてしまったら困りますよね。相手には、当然迷惑をかけてしまいます。さらに、何度も長時間の通話をしていることに気づかなければ、思わぬ高額の通話料を請求されてしまうこともあるのです。とはいえ、ここまではまだ最悪の状況ではありません。

iPhoneが勝手に動き出したときもっとも怖いのは、iPhoneが初期化されてしまうことです。iPhoneには、パスコードという機能があります。セキュリティを強化するため、電源を入れたときやスリープから復帰するときに、あらかじめ登録をしておいたパスコードを入力しないとロックが解除できなくなる機能です。
さらに、パスコードロックは解除を10回失敗するとiPhoneを初期化するように設定することもできます。この機能は、第三者にパスコードを解除され、iPhoneの中身を勝手に見られるのを防ぐためのものです。しかし、画面に入ったヒビを放置してiPhoneが勝手に作動した場合、パスコードがデタラメにタッチされ、最悪の場合、初期化されてしまうということも起こってしまいます。

1-2.iPhoneの機能の故障につながる

画面にヒビが入ったiPhoneをそのまま使い続けるのは、多少は画面が見づらくなるものの、とりあえずは不自由なく使えるからです。しかし、ガラスが割れているのをそのままにしていると、小さなガラスの破片が徐々にはがれ落ちてくることがあります。そうなると、ヒビが入った最初の頃は普通にできていたタッチ操作も、だんだんやりづらくなってくるのです。
保護フィルムを貼っている場合は、画面からはがれ落ちた小さなガラスの破片が本体とフィルムの間にはさまることもあります。また、タッチパネルの反応が次第に悪くなっていくこともあるのです。この場合は、最後には画面操作がまったくできなくなってしまいます。

iPhoneの画面に限らずガラスに入ったヒビは、最初は小さくてもやがて大きくなっていき、最終的にはホームボタンなども壊れてくる恐れがあります。ホームボタンが使えないと、いろいろな操作ができなくなってかなり不便です。そうなってから修理をしようとすると、画面の修理だけでなく、ホームボタンや他の箇所の修理も必要になってしまいます。
さらに、画面のヒビから本体の内部に破損が広がってしまうと、iPhoneそのものが壊れてしまうこともあるのです。iPhoneが壊れると、写真やアドレスなどの大切なデータも消えてしまう可能性があります。

また、画面についたヒビから本体に水が侵入してしまうことも考えられます。iPhone7以降の機種には耐水機能がついていますが、画面にヒビが入っている場合は耐水機能に意味はありません。ヒビが入った時点で耐水機能はなくなったものと思ったほうがよいでしょう。

1-3.ケガの原因になる

画面にヒビが入ったiPhoneを使い続けるのは、言い換えれば割れたガラスを持ち歩くようなものです。ガラスなので、ヒビが入ったり割れたりしていると怪我をしてしまう危険があります。操作中に指を切ったりガラスの破片が刺さったりすることもあるのです。
粉のように細かいガラスが手に付着して、そのまま食べ物に触って口に入れてしまう可能性もあります。仰向けに寝転んで、顔の上にiPhoneを持ってきて動画やwebサイトをみたことはないでしょうか。しかし、画面にヒビが入っていると、目にガラスの破片が入る危険があるのです。

ヒビが入ったiPhoneをポケットに入れていると、ガラスが引っかかって服を傷つけたり手や体に怪我をしたりする可能性もあります。カバンに入れていても、カバンの内側がボロボロになる恐れがあるのです。

2.iPhoneの画面にヒビが入ったらどうしたらいい?

少しくらいヒビが入っていても、iPhoneを使うことは可能ですが、ケガの原因になったり、誤作動を起こしたりするなどの影響が出てきます。では、iPhoneの画面にヒビが入ったらどうすればよいのでしょうか。ここでは、画面にヒビが入ってしまったときに、具体的にどうすればよいのかを説明します。

2-1.応急処置をする

iPhoneの画面にヒビが入ったら、まずは応急処置をしましょう。応急処置をすることで、ガラスの破片が飛び散ったり破損が広がったり、手を怪我するのを防ぐこともできるのです。まずは、画面に付着した細かいガラスの破片を丁寧に取り除きます。このときに、手を怪我しないように十分注意しましょう。ガラスの破片は画面のヒビに沿って付着しています。
歯ブラシなどで優しく取り除くとよいです。表面をきれいにしたら、ラップやテープなどでiPhoneの画面全体を補強します。ラップやテープを貼った状態でも、タッチ操作はできるので大丈夫です。ただし、マイクまでふさいでしまわないように気をつける必要があります。また、貼るときに画面を強く押さえすぎると破損を広げる恐れがあるので気をつけましょう。

保護用のガラスフィルムを貼ってもよいです。ただし、ヒビが入った画面はデコボコしているのでフィルムをきれいに貼るのは難しいです。もともとガラスフィルムを貼って使用していた場合も、一度剥がしてから貼り直したほうがよいでしょう。
そのままでは画面とフィルムの間に細かな破片が入り込んでいるので、タッチ操作がしづらくなるからです。表面をラップやテープ、保護用のガラスフィルムで補強しておけば、仰向けでiPhoneを見ていてもガラスの破片が落ちてきて目に入る心配がなくなります。

画面にヒビが入ったiPhoneを補強し終わったら、誤作動を起こす場合に備えてパスコードロックの設定を解除しておきましょう。また、データのバックアップも取っておいたほうがよいです。バックアップさえあれば、iPhoneのタッチ操作ができなくなっても、ホームボタンが使えなくなっても、さらに、iPhoneが初期化されたとしても安心です。大切なデータが取り出せなくなる心配はなくなります。

2-2.修理を依頼する

iPhoneの画面にヒビが入ったら、応急処置の後にできるだけ早い時期に修理を依頼しましょう。見た目ではわからなくても、本体の内部にも被害があるかもしれません。
また、一度落としたりぶつけたりしてヒビが入ってしまったiPhoneは、強度が弱くなり耐久性の面で不安があります。次に何かあったときに壊れてしまう確率が高くなってしまっているのです。壊れた箇所はできる限りすみやかに修理をしておいたほうが、iPhoneを長く使い続けることができます。

とはいえ、Apple Storeは近くにない場合も多いですし、修理に時間がかかってしまう点が不便です。しかし、画面にヒビの入ったiPhoneの修理はApple Store以外でも受け付けています。例えば、「アイサポ」ならガラスのヒビを最短10分で修理することが可能です。
また、近くに店舗がない場合や来店する時間がない場合でも、宅配修理を受け付けているので安心です。

3.iPhoneの画面のヒビは自分で修理できる?

ネット通販では、iPhone修理用のパーツが販売されています。そのため、器用な人は自分で修理をしようと考えることもあるのではないでしょうか。しかし、iPhone画面のヒビの修理は自分ではしないほうがよいです。
iPhone修理は、「電波法」「電気通信事業法」「総務省登録修理業者制度」によって、総務省から登録をされている修理業者しかできないことになっています。「技適マーク」がないiPhoneは法律により使用することができないのですが、登録を受けた修理業者以外のものがiPhoneの修理をすると技適マークが無効となるのです。そのため、素人が画面のヒビを修理した場合も不正な改造になってしまう恐れがあります。

また、ネット通販で販売されているiPhoneのパーツには粗悪品も少なくありません。粗悪品のパーツを使用すると、iPhoneが作動しなくなる危険もあるので注意が必要です。

4.iPhoneの画面のヒビのタイプ分け

画面のヒビといっても、いろいろな場合があります。ここでは、iPhone画面のヒビにはどのようなタイプがあるのかを説明します。

4-1.ガラスのみが割れている

iPhoneは、表面のガラスの下に液晶がついている作りになっています。このような設計になっているために、画面にヒビが入ったくらいでは問題なく使用することができる場合もあるのです。損傷の程度が軽ければ、表面のガラスだけが割れていて液晶には被害がない場合もあります。
液晶に問題がなければ、ガラスのみの交換でiPhoneを修理することが可能です。iPhoneのガラスだけを交換するには、まずガラスと液晶をはがし、そのあと液晶に新しいガラスを接着する必要があります。しかし、この作業はとても時間がかかるのです。

割れたガラスを液晶からはがすには、特殊な器械が必要になります。さらに、新しいガラスと液晶を貼り付けるときには、ホコリなどがすきまに侵入しないように真空状態にして、しっかりと密着させて接着する必要があるのです。
そのため、iPhoneの修理業者には、他のiPhoneからリサイクルをして、すでにガラスと液晶の貼り付けが済んだものがストックしてあります。実際の修理では、ガラスのみの交換でも、リサイクルされて接着済みのガラスと液晶を使われることが多いです。この場合、自分のiPhoneの液晶は同じようにリサイクルされ、他のiPhoneの修理に使われることになります。

4-2.ガラスと液晶が割れている

画面にヒビが入っているだけに見えても、実際はガラスと液晶の両方が割れていることもあります。表面のガラスにヒビが入り、さらに、画面に線が入っていたり画面の一部が黒くなっていたりする場合は、液晶まで破損している可能性があるのです。
また、画面全体の表示がおかしい場合も、ガラスの下の液晶まで破損しています。この場合に行われる修理も、あらかじめガラスと液晶の接着が済んだものとの交換です。

ただし、液晶まで割れている場合、自分のiPhoneから取り出した液晶は捨てるしかありません。そのため、新しく液晶を購入することになり、その分料金が高くなります。つまり、ガラスにヒビが入っているだけの場合とガラスと液晶の両方が破損している場合で、実際に修理するときの作業内容は同じです。液晶をリサイクルできるかどうかで、料金に違いが出てきます。

4-3.液晶のみが割れている

iPhoneを落としたりぶつけたりしても、ガラスが割れないこともあります。しかし、実際は内部の液晶だけにダメージが加わっている可能性もあるのです。画面が割れていないのにタッチに反応しなかったり画面が映らなかったりする場合は、液晶のみが割れている可能性があります。
何度もiPhoneを落としていると、そのたびにダメージが蓄積され、液晶に影響が及ぶのです。このケースの破損は件数が多くはありませんが、iPhoneを長く使用していたり何度も修理をしていたりすると起こりやすくなります。液晶のみを修理する場合でも、ガラスと液晶両方の交換が必要です。

iPhoneの画面のヒビは早めに修理しよう

iPhoneの画面のヒビは、そのままにしておくと危険です。操作に問題がないように思えても、損傷が広がる恐れがあるので、できるだけ早く修理をする必要があります。
「アイサポ」では、持ち込みだけでなく宅配での修理も受け付けており、電話予約やウェブ予約をすることも可能です。大切なiPhoneを長く安全に使い続けるために、画面のヒビは、早めに修理をしましょう。

iPhone修理専門店アイサポについてはコチラ>

画面が割れたままでのiPhoneの使用に潜む危険なコトはコチラ>
 
液晶画面表示不良の交換修理について

その他にも以下の症状に当てはまるものがあればお問合せください。

・タッチ操作が出来なくなった
・タッチした後の動きがおかしい
・液晶にドット抜けがある
・液晶不良を放置したら電源が入らなくなった
・画面は点くがバックライトが点かない
・画面の表示がおかしい
・液晶から液体が漏れている

 
フロントパネル(ガラス)の画面ひび割れ交換修理について

その他にも以下の症状に当てはまるものがあればお問合せください。

・ガラス全面が割れた状態です
・アイフォンフロントパネルひび割れ
・落下によるガラスヒビ割れ(バッキバキです)
・液晶ひび割れセンターボタン付近 その為?ボタン操作難アリ
・タッチパネルのひび割れ
・iPhone画面ひび割れ
・フロントガラスが割れた
・ディスプレイのガラスのヒビ割れ
・パネルのヒビ割れ
・落として画面にかなりヒビが入ってしまいました

 

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