iPhoneのバッテリー消耗が早い!考えられる原因と対処法

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iPhoneを長く使い続けていると、バッテリーの消耗が早いと感じるようになってくることがあります。そのようなときは、原因を理解したうえで、状態にあった適切な対処法を試みることが大切です。そこで、まずはバッテリー自体が消耗している状態の特徴を説明し、あわせてバッテリーを長持ちさせるためのコツや、iPhone修理をしてくれるサービスについて詳しく紹介します。

1.バッテリーの消耗が早い原因

iPhoneのバッテリーが消耗してしまう原因はひとつではありません。そのため、以前に比べてバッテリーが早く消耗してしまうと感じるようになったら、まずは原因を探ることが必要です。この段落では、考えられる原因を5つ挙げて詳しく説明します。

1-1.バッテリーの劣化

iPhoneのバッテリーが早く消耗してしまう原因のひとつにバッテリーの劣化が挙げられます。実は、このバッテリーの劣化が、バッテリーの異常のなかでも最も多い原因なのです。iPhoneかどうかにかかわらず、物は使っていればどうしても経年劣化や寿命があります。iPhoneのバッテリーに搭載されているのはリチウムイオンバッテリーで、従来のバッテリーに比べると長持ちするのがメリットです。
しかし、iPhoneやノートパソコン、他の家電製品などで使用されている充電式のバッテリーはそもそも消耗品であり、使っているうちに少しずつ性能が落ちてくるのは避けられません。

バッテリーが劣化すると充電できる容量が減り、新品のときは100%までフル充電できていたのができなくなってしまいます。つまり、充電できる最大値は購入したときから徐々に下がっていくということです。その結果、充電した状態で使用できる時間が少なくなり、バッテリーの消耗も早くなります。

1-2.バックグラウンドでの動作

iPhoneのバッテリーを消耗させてしまう原因には、バックグラウンドの動作が影響していることもあります。スマートフォンが普及するとともに、インストールしておくと便利なアプリも増えました。そのおかげで毎日の生活が便利になったという人も多いはずです。
ただ、アプリは実際に使っているときに作動しているだけではなく、iPhoneを使っていない間も自動更新などで動作していることがあります。数多くアプリをインストールしているほどバックグラウンドの処理も多くなり、その分バッテリーに負担がかかって消耗が早くなるのです。

また、バックグラウンドの処理は、なにもiPhoneを使っていないときだけではありません。実際にはアプリを使用している間にも、バックグラウンドの処理が同時に働くこともあるのです。アプリの使用とバックグラウンド処理を一緒に行わなければならない状態は必要とする動作が複雑になり、バッテリーの消耗が早まる原因につながります。

1-3.GPS(位置情報)の利用

GPS(位置情報)を利用することもバッテリーの消耗を早める原因のひとつです。地図アプリやナビなど、iPhoneで利用することができるアプリのなかには、位置情報をオンの状態にしておかないと利用できないものもあります。そのため、よく使う人のなかには位置情報をオンにしたままにしている人もいるのではないでしょうか。
しかし、GPSを利用するナビ操作などの場合、現在地や目的地の位置情報を常に把握しておかなければいけないほか、画面の地図表示や音声案内など必要な動作が複数です。当然、バッテリーの消費が激しくなってもおかしくありません。

GPSを使用するアプリを使っていない間も位置情報がオンになっていれば、場所を把握するため常にGPSの電波を発してバッテリーを消耗してしまいます。
また、長時間GPSを使用するゲームを操作し続けることもバッテリーを消耗させてしまう原因のひとつです。GPSを必要としていないときは位置情報をオフにすると、オンにしているよりバッテリーの消耗を抑えることができます。

1-4.プッシュ通知

プッシュ通知が多いこともバッテリーの消耗を早めてしまう原因になる可能性があります。メールが届いたときやアプリのお知らせなど、新しいことがあれば通知が入るようにしておきたい場合は、プッシュ通知をオンにしておかなければなりません。確かに、大事なメールはすぐに確認できるよう、通知が届いたほうが便利だということもあります。

ただし、アプリの通知機能をオンにしていることでも、バッテリーの消耗を早めてしまうのです。プッシュ通知が届くとiPhoneの画面は明るくなり、通知内容を目にすることができますよね。つまり、メールやアプリで通知を受け取るたびに、画面を明るくさせて電力を使うことになるのです。1回の消費量が少なかったとしても、プッシュ通知が多くなれば、その分バッテリーを使ってしまいます。
また、アプリの通知機能の場合はバッテリーを消耗させてしまうだけではなく、データ通信量も増えてしまいます。

1-5.動画視聴やインターネット接続

iPhoneをはじめスマートフォンでは、インターネットを使うのも便利になっています。4Gはもちろん、無料Wi-Fiスポットも街中に増え、インターネットに接続できる環境が増えました。ただし、インターネットに接続するのはかなりバッテリーを消耗する動作です。
また、Wi-Fiを常にオンにしていると、iPhoneはWi-Fiの電波を探して作動していることがあり、それだけでもバッテリーを消耗することにつながります。

また、音楽アプリや動画サイトの利用もバッテリーを消耗させる原因です。動画再生ではダウンロードしたものをオフラインで視聴できるものや、通信しながら視聴できるものがあります。YouTubeのように通信しながら視聴できるものはストリーミング再生と呼ばれ、画面を開くとダウンロードしながら動画の再生もすでに始まります。そのため、ダウンロードが終わるのを待たずに動画を見ることが可能です。
ただ、ストリーミング再生ではダウンロードと視聴という2つの動作を同時の行うため、大きくバッテリーを消耗してしまいます。しかし、ストリーミング再生ではなくても、動画を再生すること自体がバッテリーを多く使う動作です。そのため、通信の有無にかかわらず動画視聴はバッテリーの消耗を早めると考えておいたほうがいいでしょう。

2.バッテリー消耗が早いときの対処法

バッテリーの消耗が早くなり、困っているという場合、症状によっては適切な対処を施すことで問題を解決できることもあります。たとえば、アプリの更新を自分で気をつけてできるならば、バックグラウンド処理をオフにして、自動更新ではなく手動更新することでバッテリーの消費を抑えることが可能です。
また、iPhoneは「低電力モード」という設定にすることができます。低電力モードにしておくと、通常よりも使い続けられる時間を伸ばしてバッテリーを持たせることが可能です。ただし、低電力モードの設定では、一部の機能で実行できない動作や処理が遅くなる動作があります。

iPhoneのバッテリーは周囲の温度に合わせて温度調節を行っていますが、あまりに高温や低温の環境ではバッテリーの消耗が激しくなるほか、電源が切れてしまうかもしれません。バッテリーに負担をかけないためには、0~35℃の間に収まる環境で使用することが望ましいといわれています。もし、バッテリー自体が劣化してしまっている場合は、交換することが必要です。

3.iOSのアップデートによってバッテリーの消耗が早くなるケース

iPhoneに限らずパソコンなどでも、常に改良がされたり新しい機能が加わったりなど、システムは進化し続けています。iOSも新しくなるたびに更新されて機能が向上し、バグも修正されるため、更新はしなければなりません。
最新のiOSをアップデートすることで、バッテリーの消耗が早くなるという状況が解決することもあります。ただ、iOSをアップデートする操作そのものはバッテリーの消費が早くなることが知られており、「バッテリードレイン」と呼ばれています。

また、iOSはバージョンごとにバッテリーの消耗具合が異なり、iOS12は消耗が激しいOSのひとつです。もし、バッテリーの消耗が早いバージョンの場合は、過去のiOSにダウングレードするのもひとつの解決方法になります。ただし、ケースによっては旧バージョンのほうがバッテリーの消費が早いことがあるかもしれません。
また、iOSを戻すための操作自体にも作業が1時間以上かかったり、データが消えてしまうリスクがあったりなど、デメリットも多いため注意が必要です。バージョンアップしてバッテリーが早く消耗するようになったときでも、日常生活での使い方や使う環境を見直すことで、バッテリーの消耗具合を改善できることもあります。

4.バッテリー自体が消耗しているときに見られる症状

もし、iPhoneのバッテリー自体が消耗している場合はいくつか顕著な症状が現れます。そこで、この段落ではバッテリーが消耗したときに見られる初期症状および末期症状について詳しく解説します。

4-1.初期症状

バッテリー自体が消耗しはじめているときは、それまでよりもバッテリーの減りが早く感じることがあります。特にバッテリーを酷使するような使い方をした覚えがないにもかかわらず、残量が思ったよりも減っているというときは、バッテリー自体の劣化がはじまっているかもしれません。

充電をしているときに本体が熱くなるというときも、バッテリー自体が消耗してきている症状のひとつです。
また、バッテリーの劣化がはじまると、長時間の通話やインターネットに接続している時間が長いとき、動画の視聴などのように、iPhoneを長時間使用していると本体が熱くなることもあります。ほかにも、見た目にバッテリー部分が少し膨らんで見えるような気がするのも、バッテリーが劣化しはじめたときに見られる症状です。

4-2.末期症状

バッテリー自体の劣化が進んで末期状態になってくるとさらに症状はひどくなり、フル充電したにもかかわらず、すぐバッテリーが減ってしまうようになります。
また、劣化の初期はiPhoneの本体が熱くなるのは長時間使用しているときぐらいだったのが、末期になるとちょっとした操作でも熱くなってしまいます。症状が酷くなると、本体が熱くなったままなかなか温度が下がりません。
さらに、初期にはバッテリーが少し膨らんで見えるような気がするだけだったものが、明らかにバッテリーが膨張していることがわかるようになります。

5.バッテリーを長持ちさせる3つの方法

バッテリーには寿命があるため、永遠に使い続けられるわけではありません。しかし、使い方次第でバッテリーを長持ちさせることは可能です。
バッテリーの持ちをよくするためには、日常での使い方はもちろん、充電方法にも気をつけることが大切です。そこで、この段落では、バッテリーを長持ちさせる方法を3つ詳しく紹介します。

5-1.バッテリーの保存劣化を避ける

バッテリーが劣化する原因はいくつかあり、そのひとつが「保存劣化」です。バッテリーは満充電した状態でも、完全に放電した電池切れの状態でも、そのまま放置しておくと劣化が起こるという性質があり、この現象は保存劣化と呼ばれています。
バッテリーを長持ちさせるためには、この保存劣化を避けることが大切です。充電が完了したらケーブルを抜き、充電し続ける状態は避けましょう。一方、充電切れする前(電池切れしそうな状態も含む)に充電するように注意することも必要です。

5-2.高温・低温環境での使用に気をつける

iPhoneのバッテリーを長持ちさせるためには、使用するときの温度環境に気をつけることも大切なポイントです。iPhoneは0~35℃の範囲が許容可能な温度範囲とされており、その範囲を外れた高温や低温の環境で使用すると、保存劣化やサイクル劣化を加速させてしまいます。サイクル劣化とは、充電と放電を繰り返すことで引き起こされる劣化です。

劣化を加速させないためにはiPhoneが許容可能な温度範囲内でできるだけ使用することが望ましく、高温になる夏場の車内などには絶対に放置しないように気をつけましょう。
また、放置しなくても夏場の炎天下や真冬のスキー場のように、高温や低温の環境で使用する際は周囲の温度に気をつけることが大切です。

5-3.正しい充電を心がける

バッテリーの状態は充電の仕方が影響することもあるため、長持ちさせるためには正しい充電を心がけることが大事です。充電器に不具合があったり、純正のものではなかったりする場合、充電がうまくできないことがあります。
もし、iPhoneの本体が熱くなってしまっているときは、まず充電をすぐに止めましょう。そして、作動しているアプリがあれば終了させて一旦電源を切り、iPhoneの温度が下がってからあらためて充電します。充電中は直射日光が当たらない場所に置いておくことも大事です。

6.症状が改善されないときにはiPhone修理店の利用がおすすめ

iPhoneのバッテリー消耗が早くなってしまったとき、自分でできる対処方法を試せば改善されることもあります。しかし、それでも症状が変わらないようならば、やはり専門の修理店に診断や修理を依頼するのがおすすめです。
iPhone修理店「アイサポ」は、バッテリーの交換修理やガラスのひび割れをはじめとしたiPhone修理を専門に行っています。iPhone修理は持ち込みならば即日修理が可能です。遠方の人向けには、宅配修理を往復送料無料で全国対応しています。バッテリー交換修理や液晶交換、ガラスのひび割れなどに関しては、最短10分で対応可能、しかも永久不滅保証付きです。

iPhoneのバッテリー消耗が早いときは使い方をチェック!

iPhoneバッテリーの消耗が早くなったときは、原因を探って適切な対処法を試してみることが大事です。正しい使用方法や充電方法を心がけ、iPhoneの動作や利用している機能を確認し、使っていない動作をオフにするだけでもバッテリーの消耗は抑えることができます。
もし、そこまで試しても症状が改善されないようならば、iPhone修理に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

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バッテリー交換修理について

その他にも以下の症状に当てはまるものがあればお問合せください。

・バッテリーがすぐ切れる
・電源がいきなり落ちる
・充電してもすぐにバッテリーが切れる
・バッテリーの充電が遅い
・バッテリーが膨張している
・バッテリーが発熱している
・バッテリーの充電が遅い

 

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