iPhoneに充電ケーブルを接続しているのに充電できない、充電マークがつかない、バッテリー残量が増えないというトラブルが起きると、故障したのではないかと不安になりますよね。
iPhoneが充電できない原因は、充電ケーブルや電源アダプタの不具合、コンセントの問題、充電口のホコリ詰まり、バッテリーの劣化、発熱や低温による充電保留、水濡れ、ソフトウェアの一時的な不具合、本体内部の故障などさまざまです。
大切なのは、いきなり初期化や分解をするのではなく、まず「充電器側の問題なのか」「iPhone本体側の問題なのか」「一時的な保護機能なのか」を順番に切り分けることです。
この記事では、iPhoneが充電できないときに最初に確認すべきポイントから、症状別の原因、自分で試せる対処法、修理を検討したほうがよいケースまでわかりやすく解説します。
まず確認したいポイント
- 別の充電ケーブル・電源アダプタ・コンセントで試す
- 充電口にホコリや異物が詰まっていないか確認する
- iPhoneを再起動または強制再起動する
- 本体が熱い、または冷たすぎる場合は適温になるまで待つ
- 水濡れの警告が出ている場合は充電を中止する
- 改善しない場合は、充電口・バッテリー・基板故障の可能性を考える
目次
- iPhoneが充電できないときにまず確認すること
- iPhoneが充電できない主な原因
- 症状別|iPhoneが充電できない原因の見分け方
- iPhoneが充電できないときの対処法
- 充電マークがつかない・電源が入らないときの対処法
- 充電マークは出るのにバッテリー残量が増えないときの対処法
- iPhoneの充電口にホコリや異物があるときの注意点
- iPhoneが熱い・冷たいと充電できないことがある
- 水濡れ後にiPhoneが充電できないときの対処法
- ワイヤレス充電・MagSafeで充電できないときの確認ポイント
- USB-C搭載iPhoneとLightning搭載iPhoneで確認すべき違い
- iPhoneが充電できないときにやってはいけないNG対処法
- 修理を検討したほうがよいケース
- iPhoneの充電トラブルを防ぐための予防策
- iPhoneの充電トラブルに関するよくある質問
- まとめ|iPhoneが充電できないときは原因を順番に切り分けよう
iPhoneが充電できないときにまず確認すること
iPhoneが充電できないときは、まず簡単に確認できる部分からチェックしましょう。充電できない原因は、iPhone本体の故障とは限りません。ケーブル、電源アダプタ、コンセント、モバイルバッテリー、延長コードなど、周辺機器側に原因があるケースも多くあります。
まずは、いつも使っている充電ケーブルを一度抜き、iPhoneと電源アダプタの両方にしっかり差し直してください。差し込みが浅いだけでも、充電マークがつかなかったり、途中で充電が止まったりすることがあります。
次に、別の充電ケーブルや電源アダプタで充電できるか確認します。別の組み合わせで充電できる場合は、iPhone本体ではなく、ケーブルやアダプタ側に問題がある可能性が高いです。
コンセントに直接接続している場合は、別のコンセントでも試してみましょう。電源タップや延長コード、パソコンのUSBポート、車のUSBポート、モバイルバッテリー経由で充電している場合は、出力不足や接触不良が原因になることもあります。
iPhoneが充電できない主な原因
iPhoneが充電できない原因は、大きく分けると「充電器側の問題」「iPhone本体側の問題」「使用環境の問題」「設定やソフトウェアの問題」に分けられます。
充電ケーブルが断線・劣化している
充電ケーブルは毎日抜き差しするため、見た目ではわからない内部断線が起きることがあります。特に、ケーブルの根元が折れ曲がっている、被覆が破れている、角度を変えると充電できたりできなかったりする場合は、ケーブルの劣化が疑われます。
ケーブルに問題がある場合、新しいケーブルに交換するだけで改善することがあります。USB-CケーブルやLightningケーブルを使い分けている場合は、iPhoneの機種に合ったケーブルを使用しているかも確認しましょう。
電源アダプタやコンセントに問題がある
ケーブルに問題がなくても、電源アダプタやコンセント側に不具合があると充電できません。特に、古いアダプタや出力の弱いアダプタを使用していると、充電は開始してもバッテリー残量がなかなか増えないことがあります。
また、パソコンのUSBポートや車のUSBポートは、コンセント用の電源アダプタより出力が弱い場合があります。充電できない、または充電が極端に遅いときは、コンセントに接続した電源アダプタで試してみましょう。
充電口にホコリやゴミが詰まっている
iPhoneの充電口は、ポケットやバッグの中でホコリや繊維くずが入り込みやすい部分です。充電口の奥にホコリが詰まると、ケーブルが奥まで差し込めず、充電マークがつかなかったり、少し動かすと充電が切れたりすることがあります。
充電ケーブルを差したときに、以前より奥まで入らない、カチッとした感覚がない、角度を変えないと反応しない場合は、充電口に異物がある可能性があります。
バッテリーが劣化している
iPhoneのバッテリーは消耗品です。長く使っていると最大容量が低下し、充電しても残量が増えにくい、充電が急に減る、電源が突然落ちる、充電器につないでも起動しないといった症状が出ることがあります。
特に、バッテリーの最大容量が大きく低下している場合や、「バッテリーに関する重要なメッセージ」が表示されている場合は、バッテリー交換を検討する目安になります。
iPhone本体が熱くなりすぎている・冷たすぎる
iPhoneは本体温度が高すぎる、または低すぎる場合に、バッテリー保護のため充電を一時的に停止することがあります。夏場の車内、直射日光の当たる場所、ゲームや動画撮影をしながらの充電、冬場の屋外などでは、充電が保留されることがあります。
この場合は故障とは限りません。iPhoneを充電器から外し、ケースを外して、涼しい場所または室温の安定した場所でしばらく待ってから再度充電してください。
水濡れや湿気で充電できない
iPhoneの充電口に液体が検出されると、警告が表示され、充電が制限されることがあります。水濡れ後に無理に充電すると、充電口や内部部品が損傷するおそれがあります。
「液体が検出されました」「充電はできません」などの警告が出た場合は、すぐに充電ケーブルを抜き、完全に乾くまで充電を控えてください。ドライヤーの熱風を当てる、充電口に綿棒やティッシュを押し込む、米びつや米袋に入れるといった対処は避けましょう。
ソフトウェアの一時的な不具合
iPhone本体や充電器に明らかな異常がなくても、iOSの一時的な不具合によって充電表示が反応しないことがあります。この場合は、再起動や強制再起動で改善することがあります。
ただし、バッテリー残量がほとんどない状態で再起動すると、そのまま電源が入らなくなることもあります。残量が少ない場合は、まず充電器に接続したまましばらく待ってから操作しましょう。
充電口や基板が故障している
ケーブルやアダプタを変えても充電できない、充電口がグラつく、角度を変えないと反応しない、水濡れや落下のあとから充電できない場合は、充電口や内部基板が故障している可能性があります。
充電口の故障だけであれば部品交換で改善できる場合がありますが、水没や落下による内部損傷がある場合は、基板側の点検が必要になることもあります。
症状別|iPhoneが充電できない原因の見分け方
iPhoneの充電トラブルは、症状によって疑うべき原因が変わります。自分のiPhoneがどの状態に近いかを確認してみましょう。
充電マークがつかない・まったく反応しない
充電ケーブルを接続しても充電マークがつかない場合は、ケーブル、電源アダプタ、コンセント、充電口、バッテリー、本体内部のいずれかに問題がある可能性があります。
まずは別のケーブルと電源アダプタで試してください。それでも反応がない場合は、充電口のホコリ詰まり、バッテリーの完全放電、充電口故障、基板故障などが考えられます。
充電マークは出るのにバッテリー残量が増えない
充電マークは表示されるのにバッテリー残量が増えない場合は、出力不足、発熱、アプリの高負荷、バッテリー劣化、充電上限設定、バッテリー充電の最適化などが関係している可能性があります。
動画視聴やゲーム、テザリング、地図アプリなどを使用しながら充電していると、消費電力が充電量を上回り、残量が増えにくくなることがあります。まずはアプリを閉じ、画面を消した状態で充電してみましょう。
角度を変えると充電できる
ケーブルの角度を変えたときだけ充電できる場合は、ケーブルの断線、充電口の摩耗、充電口内部のホコリ詰まり、端子の接触不良が疑われます。
この状態で無理にケーブルを押し込んだり、角度をつけたまま使い続けたりすると、充電口の損傷が悪化するおそれがあります。別のケーブルでも同じ症状が出る場合は、充電口の点検をおすすめします。
充電中にiPhoneが熱くなる
充電中にiPhoneが熱くなる場合は、アプリの負荷、周囲の温度、ケースによる放熱不足、バッテリー劣化、充電器の不具合などが考えられます。
多少の発熱は珍しくありませんが、触っていられないほど熱い、充電が止まる、電源が落ちる、バッテリー残量が急に減る場合は注意が必要です。充電を中止し、ケースを外して本体を冷ましてください。
水濡れ後から充電できない
水没や雨濡れ、浴室での使用、濡れた手での操作、結露などのあとに充電できなくなった場合は、充電口や内部に水分が残っている可能性があります。
水濡れ後は、すぐに充電しないことが重要です。電源が入るからといって充電を続けると、内部でショートが起きるおそれがあります。液体検出の警告が出ている場合はもちろん、警告が出ていない場合でも、明らかな水濡れがあった場合は慎重に対応しましょう。
iPhoneが充電できないときの対処法
ここからは、iPhoneが充電できないときに自分で試せる対処法を順番に紹介します。安全のため、無理な掃除や分解は行わず、簡単に確認できる範囲から試してください。
1. 充電ケーブルを差し直す
まずは充電ケーブルをiPhoneと電源アダプタの両方から抜き、もう一度しっかり差し直します。差し込みが浅かったり、ケースが干渉していたりすると、充電できないことがあります。
ケースを付けた状態でケーブルが奥まで入らない場合は、ケースを外してから充電してみましょう。
2. 別のケーブル・電源アダプタで試す
次に、別の充電ケーブルや電源アダプタを使って充電できるか確認します。別のケーブルで充電できる場合は、元のケーブルが断線・劣化している可能性があります。
特に、長く使っているケーブル、根元が曲がっているケーブル、端子部分が変色しているケーブル、被覆が破れているケーブルは使用を避けましょう。
3. 別のコンセントで試す
コンセントや電源タップに問題がある場合もあります。別のコンセントに直接接続して充電できるか確認してください。
パソコンのUSBポート、車のUSBポート、モバイルバッテリー、延長コード経由で充電している場合は、十分な電力が供給されていない可能性があります。まずは壁のコンセントに接続した電源アダプタで試すのがおすすめです。
4. 充電口を確認する
iPhoneの充電口にホコリや異物が詰まっていないか、明るい場所で確認しましょう。ホコリが詰まっていると、ケーブルが奥まで差し込めず、充電できないことがあります。
ただし、金属製のピンや針を差し込む、強くこする、ティッシュや綿棒を奥まで押し込むと、端子を傷つけるおそれがあります。不安な場合は無理に掃除せず、修理店で点検してもらうのが安全です。
5. iPhoneを再起動する
充電器や充電口に問題がなさそうな場合は、iPhoneを再起動してみましょう。一時的なソフトウェア不具合で充電表示が反応していない場合、再起動で改善することがあります。
ただし、バッテリー残量が極端に少ない場合は、再起動後に電源が入らなくなることもあります。残量が少ないときは、充電器に接続したまましばらく待ってから操作してください。
6. 強制再起動を試す
画面が固まっている、タッチ操作ができない、充電器につないでも反応しない場合は、強制再起動を試します。Face ID搭載モデルやiPhone 8以降では、音量を上げるボタンを押してすぐ放し、音量を下げるボタンを押してすぐ放し、その後サイドボタンをAppleロゴが表示されるまで押し続けます。
強制再起動は、データを消去する操作ではありません。ただし、物理的な故障やバッテリーの完全放電が原因の場合は、強制再起動をしても改善しないことがあります。
7. iOSを最新バージョンに更新する
充電できたりできなかったりする、充電表示がおかしい、バッテリー残量の表示が不安定という場合は、iOSの不具合が関係している可能性もあります。
Wi-Fiに接続でき、バッテリー残量に余裕がある場合は、「設定」からiOSを最新バージョンに更新してみましょう。ただし、充電が不安定な状態でアップデートすると途中で電源が落ちるリスクがあるため、充電が安定している状態で行うことが大切です。
8. バッテリーの状態を確認する
iPhoneのバッテリー劣化が疑われる場合は、「設定」アプリからバッテリーの状態を確認しましょう。最大容量が大きく低下している場合や、バッテリーに関する警告が表示されている場合は、バッテリー交換を検討する目安になります。
バッテリーが劣化すると、充電しても残量が増えにくい、急に電源が落ちる、充電器につないでいないと使えないといった症状が出ることがあります。
充電マークがつかない・電源が入らないときの対処法
iPhoneのバッテリーが完全に空になっている場合、充電器につないでもすぐには起動しないことがあります。充電マークが表示されない、画面が真っ黒なまま動かない場合でも、まずは電源アダプタを使って30分ほど充電してみましょう。
その間に、ケーブルやアダプタがしっかり接続されているか、コンセントに問題がないかを確認します。30分以上充電しても反応がない場合は、別のケーブルやアダプタでも試してください。
それでも充電マークがつかない場合は、充電口の接触不良、バッテリーの劣化、基板故障などが考えられます。特に、落下後や水濡れ後から電源が入らない場合は、本体内部の点検が必要になる可能性があります。
充電マークは出るのにバッテリー残量が増えないときの対処法
充電マークは表示されるのに残量が増えない場合は、まずiPhoneの使用をやめ、画面を消した状態で充電してみましょう。動画再生、ゲーム、テザリング、ナビアプリなどを使いながら充電していると、消費電力が大きくなり、残量が増えにくくなります。
また、出力の弱いアダプタを使っている場合も、充電が遅くなります。iPhoneを効率よく充電したい場合は、USB Power Deliveryに対応したUSB-C電源アダプタの使用を検討しましょう。
iPhone 15以降では、設定によって充電上限が80%や90%などに設定されている場合があります。この場合、選択した上限に達すると充電が止まるため、「100%まで充電されない」と感じることがあります。
また、バッテリー充電の最適化が働いている場合、iPhoneが日々の充電パターンを学習し、バッテリーの劣化を抑えるために一時的に80%前後で充電を保留することがあります。これは故障ではなく、バッテリーを長持ちさせるための機能です。
iPhoneの充電口にホコリや異物があるときの注意点
充電口にホコリや異物が詰まっている場合、充電ケーブルが奥まで入らず、充電できないことがあります。ただし、充電口の掃除は慎重に行う必要があります。
金属製のピン、針、クリップなどを充電口に差し込むと、端子を傷つけたり、内部でショートしたりするおそれがあります。また、綿棒やティッシュを奥まで押し込むと、繊維が残ってしまうこともあります。
見える範囲に軽いホコリがある程度であれば、無理に奥へ押し込まないよう注意しながら確認してください。自分で取り除くのが難しい場合や、充電口の奥に硬い異物がある場合は、無理に掃除せず、修理店で点検を受けることをおすすめします。
iPhoneが熱い・冷たいと充電できないことがある
iPhoneは、バッテリーを保護するために本体温度が高すぎる、または低すぎると充電を一時停止することがあります。ロック画面やバッテリー設定に「充電保留中」と表示される場合は、温度が原因で充電が止まっている可能性があります。
本体が熱い場合は、充電を中止し、ケースを外して、直射日光の当たらない涼しい場所に置いてください。冷蔵庫や保冷剤で急激に冷やす必要はありません。急な温度変化は結露の原因になるため避けましょう。
本体が冷たすぎる場合は、室温の安定した場所に置き、温度が戻ってから再度充電してください。屋外や車内など、極端な温度環境での充電は避けるのが安全です。
水濡れ後にiPhoneが充電できないときの対処法
水濡れ後にiPhoneが充電できない場合は、まず充電ケーブルを抜き、充電を中止してください。充電口や内部に水分が残った状態で充電すると、故障やショートの原因になります。
液体検出の警告が表示された場合は、iPhoneのコネクタを下に向けて軽くたたき、余分な液体を落とします。その後、風通しのよい乾いた場所でしばらく乾燥させてください。
ドライヤーの熱風を当てる、電子レンジや暖房器具で乾かす、エアダスターを強く吹き込む、綿棒や紙を充電口に入れる、米の袋に入れるといった対処は避けましょう。かえって内部を傷める可能性があります。
水濡れ後に電源が入らない、充電できない、画面に線が入る、音が出ない、タッチ操作がおかしいなどの症状がある場合は、早めに点検を受けることをおすすめします。
ワイヤレス充電・MagSafeで充電できないときの確認ポイント
ワイヤレス充電やMagSafeで充電できない場合は、まずiPhoneを充電器の中央に正しく置けているか確認しましょう。位置がずれていると、充電が始まらなかったり、途中で止まったりすることがあります。
ケースが厚い、金属製のプレートやカードを入れている、スマホリングを装着している場合も、ワイヤレス充電がうまくできない原因になります。ケースやアクセサリを外して充電できるか確認してください。
また、ワイヤレス充電器側のケーブルや電源アダプタに問題がある場合もあります。有線充電では問題なく充電できる場合、iPhone本体ではなく、ワイヤレス充電器やケースとの相性が原因の可能性があります。
USB-C搭載iPhoneとLightning搭載iPhoneで確認すべき違い
iPhone 15以降のモデルではUSB-Cコネクタが採用されています。一方、iPhone 14以前の多くのモデルではLightningコネクタが使われています。どちらも充電口にホコリや異物が入ると、充電できない原因になります。
USB-C搭載iPhoneの場合は、USB-C規格に対応したケーブルと電源アダプタを使用しているか確認してください。USB-Cケーブルは見た目が似ていても、充電専用、低出力、データ転送中心など仕様が異なる場合があります。
Lightning搭載iPhoneの場合は、Lightning端子の汚れやケーブルの劣化、コネクタの接触不良を確認しましょう。長く使っているケーブルや、端子部分が変色しているケーブルは交換を検討してください。
iPhoneが充電できないときにやってはいけないNG対処法
iPhoneが充電できないと焦ってしまいますが、間違った対処をすると症状が悪化することがあります。以下のような対応は避けましょう。
充電ケーブルを無理に押し込む
充電口にホコリや異物がある状態でケーブルを無理に押し込むと、充電口の端子を傷つけるおそれがあります。ケーブルが奥まで入らないときは、無理に力を入れないようにしましょう。
金属製の道具で充電口を掃除する
針、ピン、クリップなどの金属製の道具を充電口に差し込むのは危険です。端子の破損やショートの原因になることがあります。充電口の掃除に不安がある場合は、自分で無理に作業せず、専門店に相談しましょう。
水濡れ直後に充電する
水濡れ直後に充電すると、内部でショートが起きるおそれがあります。液体検出の警告が出ていなくても、明らかに水に濡れた場合は充電を控え、しっかり乾燥させてから様子を見ましょう。
ドライヤーの熱風で乾かす
水濡れしたiPhoneをドライヤーの熱風で乾かすと、内部部品やバッテリーに負担がかかる可能性があります。乾かす場合は、風通しのよい乾いた場所に置き、無理に熱を加えないようにしましょう。
すぐに初期化する
充電できないトラブルに対して、いきなり初期化するのはおすすめできません。初期化しても、ケーブル、充電口、バッテリー、基板の物理的な不具合は改善しません。
初期化は、バックアップがあり、ソフトウェア不具合が強く疑われる場合の最終手段として考えましょう。
修理を検討したほうがよいケース
次のような症状がある場合は、自分での対処だけでは改善が難しい可能性があります。早めに点検や修理を検討しましょう。
- 別のケーブルやアダプタでも充電できない
- 充電ケーブルの角度を変えないと反応しない
- 充電口がグラグラする、奥まで差さらない
- 充電マークがつかず、電源も入らない
- 充電中に異常に熱くなる
- バッテリー残量が急激に減る
- 充電してもすぐ電源が落ちる
- 水濡れや落下のあとから充電できない
- 充電口から焦げたようなにおいがする
- バッテリーが膨張して画面が浮いている
充電口の故障であれば、充電口部品の交換で改善できる場合があります。バッテリー劣化が原因であれば、バッテリー交換が必要になることがあります。水没や落下が原因の場合は、充電口やバッテリーだけでなく、内部基板の点検が必要になることもあります。
特に、バッテリー膨張や異常発熱がある場合は、そのまま使い続けるのは危険です。充電を中止し、早めに専門店へ相談してください。
iPhoneの充電トラブルを防ぐための予防策
iPhoneの充電トラブルは、日頃の使い方で予防できる場合もあります。毎日使う充電まわりだからこそ、以下のポイントを意識しましょう。
- ケーブルの根元を強く曲げない
- 充電中にケーブルを引っ張らない
- 充電口にホコリが入りやすい場所で保管しない
- 水回りや浴室で充電しない
- 発熱している状態で無理に充電し続けない
- 極端に安価な充電器や劣化したケーブルを使い続けない
- 充電しながら重いゲームや動画撮影を長時間行わない
- バッテリーの状態を定期的に確認する
充電できたりできなかったりする症状を放置すると、突然まったく充電できなくなることがあります。違和感があるうちに点検しておくと、データ移行やバックアップの時間を確保しやすくなります。
iPhoneの充電トラブルに関するよくある質問
Q. iPhoneが充電できないとき、最初に何をすればいいですか?
まずは、充電ケーブル、電源アダプタ、コンセントを変えて試してください。別の組み合わせで充電できる場合は、iPhone本体ではなく充電器側に原因がある可能性が高いです。
Q. 充電マークがつかない場合は故障ですか?
必ずしも故障とは限りません。完全放電、ケーブル不良、アダプタ不良、充電口のホコリ詰まりなどでも充電マークがつかないことがあります。ただし、複数の充電器で試しても反応しない場合は、バッテリーや充電口、本体内部の故障が疑われます。
Q. 充電マークは出るのに残量が増えないのはなぜですか?
出力不足、発熱、アプリの使用、バッテリー劣化、充電上限設定、バッテリー充電の最適化などが考えられます。まずは画面を消し、コンセントに接続した電源アダプタでしばらく充電してみましょう。
Q. iPhoneが80%前後で充電停止するのは故障ですか?
故障ではなく、バッテリー充電の最適化や充電上限設定が関係している場合があります。iPhone 15以降では充電上限を設定できるため、設定した上限で充電が止まることがあります。
Q. 水濡れの警告が出たまま充電しても大丈夫ですか?
水濡れの警告が出ている場合は、充電を中止してください。充電口に水分が残った状態で充電すると、故障やショートの原因になるおそれがあります。完全に乾くまで充電を控えましょう。
Q. 充電口を自分で掃除してもいいですか?
見える範囲の軽いホコリを確認する程度ならできますが、金属製のピンや針を差し込むのは危険です。充電口の奥に詰まったホコリや異物を無理に取ろうとすると、端子を傷つける可能性があります。不安な場合は修理店で点検してもらいましょう。
Q. ワイヤレス充電だけできない場合は本体故障ですか?
有線充電はできるのにワイヤレス充電だけできない場合は、ケース、位置ずれ、ワイヤレス充電器、電源アダプタとの相性が原因のことがあります。ケースを外し、充電器の中央に置いても改善しない場合は、ワイヤレス充電機能の不具合も考えられます。
Q. iPhoneを充電しながら使うとバッテリーに悪いですか?
通常の使用であればすぐに故障するわけではありません。ただし、ゲーム、動画撮影、テザリングなど負荷の高い使い方をしながら充電すると、本体が熱くなりやすく、バッテリーに負担がかかることがあります。
Q. バッテリー交換で充電できない症状は直りますか?
バッテリー劣化が原因であれば、バッテリー交換で改善する可能性があります。ただし、充電口や基板に原因がある場合は、バッテリー交換だけでは直りません。症状を確認したうえで、原因に合った修理が必要です。
Q. 充電口修理が必要な症状はどんな状態ですか?
ケーブルを差しても反応しない、角度を変えると充電できる、ケーブルが奥まで入らない、充電口がグラグラする、ホコリを取り除いても改善しない場合は、充電口の修理が必要になることがあります。
まとめ|iPhoneが充電できないときは原因を順番に切り分けよう
iPhoneが充電できないときは、まず充電ケーブル、電源アダプタ、コンセントを確認し、次に充電口のホコリや異物、iPhone本体の温度、水濡れ、バッテリーの状態を順番に確認することが大切です。
充電できない原因は、ケーブルの断線やアダプタ不良など簡単に解決できるものもあれば、充電口の故障、バッテリー劣化、水没、基板故障など修理が必要なものもあります。
特に、別の充電器でも反応しない、充電マークがつかない、角度を変えないと充電できない、水濡れ後から充電できない、バッテリーが膨張しているといった場合は、早めの点検がおすすめです。
iPhoneの充電トラブルは、放置すると突然電源が入らなくなったり、バックアップが取れなくなったりすることがあります。少しでも異常を感じたら、無理に使い続けず、原因を切り分けたうえで適切に対応しましょう。






