電車に乗っていると液晶がバキバキに割れたiPhoneを持っている人を見かけることはありませんか。
最近は、若い人を中心に画面がバキバキに割れたiPhoneをバキフォンと呼んでいます。iPhoneがバキフォンになる原因や修理方法、バキフォンを防ぐ方法を紹介します。
Googleでもヒットするバキフォンとは?
最近、液晶画面がバキバキに割れたiPhoneをバキフォンと呼ぶ人が増えてきました。iPhoneの所有率が高い高校生によって広められた呼び方です。
Googleで「バキフォン」と検索するとiPhoneの液晶割れのページがヒットするため、一般的な呼び方となっています。画面のヒビ割れはiPhone 6シリーズ以降から増えてきました。以前のiPhoneシリーズの画面サイズが4インチ以下だったのに対し、iPhone 6シリーズ以降から画面サイズが4.7インチから5.5インチと大きくなりました。
手の小さい女性にとって片手持ちをしづらいサイズです。そのため、手から滑り落ち、落下の衝撃で画面を割る人が増えてきました。落下の衝撃が強いと画面が割れるだけでなく、上下のフレーム部分や筐体が割れてしまうこともあります。
放置するとトラブルや危険がいっぱいのバキフォン
液晶が割れてもネットや通話、メール、カメラなどの基本機能が使えるから放置しても大丈夫と思っていませんか。
バキフォンを放置しておくと、液晶のガラス破片の圧力によりタッチパネルの操作に不具合が起きる場合があります。不具合の一例として勝手に電話を発信したり、パスコードが誤入力されたりすることが挙げられます。
また、ヒビ割れした画面や筐体のわずかな隙間からほこりや水分などの異物が混入します。異物によりiPhoneの基板部分がダメージを受け、アプリの操作に不具合が起きたり、電源が入らなくなったりもします。そうなると修理にださなければなりません。
iPhoneの液晶画面は強化ガラスを使用しているため、割れたまま操作すると細かなガラス破片がささり、操作中に指をケガしてしまうこともありえます。怪我を防ぐためにもバキフォンになったら応急処置としてすぐに保護フィルムを貼るようにしましょう。
バキフォンの修理を依頼するには
まず長期保証サービスAppleCare+に加入しているか確認してみましょう。AppleCare+に加入すると、購入してから2年間に最大2回までサービス料金で修理を行うことができます。ただし、AppleCare+の保証対象外だと修理代金が高額になってしまいます。
また民間の修理業者は、修理にかかる時間が短時間で、修理代が安くすむ点がメリットです。画面割れの修理は1時間ほどで完了します。端末を修理するので、データが消えるトラブルはありません。Appleストアのような正規店よりも安く、そして即日対応を希望する方には民間の修理専門業者がオススメです。
保護フィルムとケースでバキフォンを防ごう
修理に出すとお金がかかります。その前にバキフォンにならないよう対策したいものです。
バキフォンになる主な原因は落下したときの衝撃によるもの。液晶のヒビ割れを防ぐのであれば保護フィルムがおすすめです。PET製、ポリウレタン製、ガラス製と3種類の保護フィルムがあります。低価格で頑丈な保護フィルムはPET製とポリウレタン製のものです。
落下の衝撃が強いと液晶だけでなく筐体も割れてしまいます。筐体のヒビ割れを防ぐためにケースに入れるようにしましょう。iPhoneのケースはさまざまな種類のものがあります。手が滑りにくく、落下の衝撃を吸収してくれるタイプのものを選ぶとよいでしょう。
バキフォンを防ぐには早めの対策が大事
バキフォンになると画面が見づらいだけでなく、タッチパネルの誤作動を起こす場合もあります。液晶や筐体のヒビ割れした隙間からほこりや水分がはいって、最悪の場合、基板が故障して電源が入らなくなることもあります。そうすると修理費用が高くつくため、バキフォンになったら早めに修理に出すようにしましょう。
一番よいのはバキフォンにならないよう落下の衝撃を防ぐケースや保護フィルムを貼って対策することです。ふとした瞬間にiPhoneを落としてしまう人は早めに対策することが大切です。
その他にも以下の症状に当てはまるものがあればお問合せください。
・ガラス全面が割れた状態です
・アイフォンフロントパネルひび割れ
・落下によるガラスヒビ割れ(バッキバキです)
・液晶ひび割れセンターボタン付近 その為?ボタン操作難アリ
・タッチパネルのひび割れ
・iPhone画面ひび割れ
・フロントガラスが割れた
・ディスプレイのガラスのヒビ割れ
・パネルのヒビ割れ
・落として画面にかなりヒビが入ってしまいました