iPhone SEといえば、A9プロセッサー+M9モーションコプロセッサーやBluetooth4.2の搭載はもちろん、iShightカメラの強化などの部分で大きな性能を持っています。
「見た目は5s、中身は6s」といわれているように、最上位モデルに引けを取らない性能を持っているのがiPhone SEなのです。しかし、気になるのがその電池持ちです。いつも持ち歩くものであるからこそ、出先ではいつも気にしてしまいますよね。
今回は、その「電池持ち」について、そして節約方法についてのまとめをご紹介します。ぜひ役立ててみてください。
iPhoneシリーズでのiPhone SEの位置付け!電池性能はいいの?
まず、iPhoneシリーズでよく懸念されているのが電池持ちです。しかし、iPhone SEは歴代iPhoneのなかではトップクラスのバッテリー駆動時間を実現しています。
歴代シリーズである6sや5sと比べた場合でも、そのバッテリー性能ではいくらか上回っているようです。公式で記載されているバッテリー駆動時間においても、前2つよりもひとつ頭が抜けた性能を発揮しています。そして気になるのが、iPhone7と比べた場合です。
最新機種だけあって、7の方がやや上の模様。iPhone 7のバッテリー容量は3000AmAhなのに対し、IPhone SEは1600AmAhです。つまり、歴代シリーズより電池持ちについては上だが、iPhone 7よりやや下回るといった具合です。ただ、それでも電池持ちについては十分な性能を持っているのがiPhone SEなのです。
AndroidとiPhone SEなら?電池持ちが優れているのは?
Androidとは根本の規格から違うので一概にはいえませんが、まず一般的にiPhoneとAndroidとではどちらが電池持ちの点で優れているのでしょうか。
まず、最新の機種であるGalaxyS7Edgeのバッテリー容量は、iPhone7などと比べてもいくらか上回っているようです。iPhone SEは7に比べてそのバッテリー容量は若干劣っているので、スペックの面ではAndroidに軍配が上がるかもしれません。しかし、Androidはバッテリー容量が大きい反面、使用していないアプリがバックグラウンドで稼働していることでのバッテリー消費が激しいといわれています。
原因不明で一気にバッテリーを減少させてしまうという報告も挙がっており、性能だけでは比較できない面もあるのです。そもそも、規格が違い過ぎるために一概にはいえないというのが結論でしょう。
iPhone SEの電池消耗を抑える!長持ちさせるバッテリー節約方法
まず、電池消耗の激しいアプリの使用を極力控えることが、バッテリーを長持ちさせるうえでは重要です。iPhoneでは、「設定」アプリの中にあるバッテリー項目へと進み、画面を下の方へとスクロールすると「バッテリーの使用状況」を参照できます。アプリごとにその使用率も確認できますので、使用率の高いアプリを抑えることが可能なのです。
そのほか、「メールのプッシュッ通知を無効にする」「位置情報サービスを無効にする」「不要な通知を無効にする」などで、バッテリー消費を抑えることができます。
また、バッテリーの減りを改善させる方法として「初期化」があります。初期化することによりアプリなどの面から改善を見込め、電池持ちを良くすることができます。
iOS 10/10.1で電池消耗が激しい!対処法はある?
iPhoneでは、iOS 10/10.1にて「電池消耗が激し過ぎる」など多数の報告が挙がっています。これがひとりの声であればバッテリーなどに問題があるケースもあり得たのでしょうが、これが複数となると、iOSのバージョンに問題があると考えるのが妥当でしょう。
前述したように、iPhoneには電池消費を抑えるための多くの方法がありますが、iOS 10/10.1独自の効果的な電池消費についての対策というのは、残念ですが確認されていないようです。
ただ、先日よりiOS 10.3.1の公開がはじまっており、これにアップデートしたことによって電池消費の問題が改善したという声も挙がっています。これには個人差があるようで一概に効果的な対策とはいえませんが、一度アップデートしてみることをおすすめします。
まとめ
今回は、iPhone SEの電池持ちとその節約方法について纏めましたが、参考になったでしょうか。今回のことで電池持ちについて調べてみると、iPhoneの電池持ちについては気にしている人が多い様子。
近年、優秀なアプリがどんどん生み出される反面、その優秀さからバッテリーの消費が激しいという側面を持つものも多く存在します。ですから、いざというときに備え、できるだけバッテリーは節約したいと考えるユーザーは多いようです。
基本的には無駄を削ることで節約、改善することは可能です。iPhone SEユーザーの皆さんはぜひ試してみてくださいね。
その他にも以下の症状に当てはまるものがあればお問合せください。
・バッテリーがすぐ切れる
・電源がいきなり落ちる
・充電してもすぐにバッテリーが切れる
・バッテリーの充電が遅い
・バッテリーが膨張している
・バッテリーが発熱している
・バッテリーの充電が遅い