iPhoneのカメラレンズが壊れてしまった際、新品に買い替えるにはどうしてもお金がかかってしまいますよね。そうなると、レンズの交換だけで済ませられれば安上がりに済むのではないかという考えが脳裏をよぎることでしょう。
今回は、そんなiPhoneのカメラレンズを交換したいと思っている方に向けて、iPhoneのカメラレンズの交換方法とかかる料金、お得に交換する方法などを解説していきます。
1.壊れる原因を探る前にiPhoneのカメラレンズの特徴をチェック
まずは、iPhoneのカメラやカメラレンズの特徴についておさらいしていきましょう。iPhoneでは、iPhone7からデュアルカメラが採用されており、より精細な写真の撮影が可能になっています。
またiPhone7PlusやiPhone8Plus、iPhoneXなどのカメラレンズは、iPhone6以前のモデルと比べてサイズが大きくなっています。カメラとしての性能は向上していますが、割れやすいので注意が必要です。
2.iPhoneのカメラレンズが壊れる原因とは?
iPhoneのカメラレンズが壊れる原因についても把握しておきましょう。交換を行ったとしても、再び壊れてしまっては台無しです。まず考えられるのが、iPhoneを落としてしまい、ヒビが入ったり割れたりするケースです。またこれに関連して、強い衝撃が与えられたことで割れてしまうといったことも考えられます。
水没させてしまいレンズの内部に水が入ってしまう場合もあります。iPhoneは耐水性こそありますが、「完全防水」ではないので浸けてしまわないように気を付けなければなりません。また、お手入れの際に繊維の荒い布地で拭いて、キズをつけてしまうことも避けたいです。
3.iPhoneのカメラレンズの交換が必要なケース
カメラにヒビが入った、もしくは割れてしまったという場合には、カメラレンズの交換が必要です。またアプリは正常に動くがピントがズレたりボケたりしてしまう場合にも、カメラレンズのキズ等が影響している場合があります。
ただしiPhoneを落としたり水没させたりした場合、レンズ以外にも不具合が生じている可能性があります。いずれにしても自力での修理は難しいので、専門店への修理・交換依頼が必要です。
4.iPhoneのカメラレンズを正規店で交換する方法
AppleStoreでは、持ち込み修理と配送修理のふたつが行われています。大元の販売元であるため、修理対応に関しては安心できます。
また、各キャリアではショップでの修理を受け付けています。しかしながら、ソフトバンク、au、ドコモと、いずれのキャリアにおいても店頭修理できる店舗数は少ないです。
5.正規店でカメラレンズを交換した場合の料金
気になる料金ですが、AppleStoreとApple正規サービスプロバイダでは修理代金が同じになっています。AppleCare+(Appleが提供する保証サービス)に加入している場合で1万1800円(税抜)が必要です。
またキャリアのショップで修理する場合においても、AppleCare+に加入している場合は1万1800円(税抜)となっています。しかし保証範囲外の場合には、AppleやApple正規サービスプロバイダよりも修理代金が高くなってしまいます。
6.iPhoneのカメラレンズを非正規店で交換するメリット
先に紹介した通り、正規店での交換はどうしてもお金がかかってしまいます。そこでお勧めなのが、非正規店での修理・交換です。
非正規店では修理が早く、正規店と比較すると価格も抑えられていることが多いです。また、お店ならではのサービスがある場合もあり、近くにAppleStoreや正規店がない場合でも修理依頼ができるのです。
7.非正規店でのカメラレンズの修理にかかる時間と料金
では、非正規店ではiPhoneのカメラレンズの修理にかかる時間と料金がどのくらいになるのでしょうか。まず料金ですが、故障具合にもよるものの、5000円くらいからのケースが多くみられます。正規店での場合と比べると、半分以下であることがわかりますね。修理にかかる時間も1時間程度と、そう長くはかかりません。
一例ですがiPhone修理専門店である「アイサポ」の場合であると、AppleStoreやキャリアのショップよりも短い時間で修理が可能となっています。カメラレンズ以外にも、画面割れやiPhoneがフリーズしてしまった場合への対応も行っているため、故障の際にはお勧めです。
8.iPhoneのカメラレンズを長持ちさせる方法
カメラレンズの交換について解説してきましたが、とはいえ、できることならばキズ自体を付けずに済むことが一番です。iPhoneは精密機械であるので、なるべく落とさないように心掛けましょう。
カメラにキズがつかなくとも、落下時の衝撃で本体に影響が出る恐れもあります。気を付けていたとしても、何らかの不可抗力で落としてしまうことは考えられますよね。そんなときのためにiPhoneをケースに入れておき、万が一落としても直接衝撃を受けないようにしておくことも大切です。
また、iPhoneは耐水性こそあるものの「完全防水」の製品ではないため、水没させないようにしましょう。軽く水がかかる程度であれば問題ありませんが、まともに水に浸かってしまったために故障してしまうことは、大いに考えられます。
なお、カメラレンズの掃除はマイクロファイバー製のクロスで行うようにしておきましょう。繊維の荒い布地を使うと、せっかくのお手入れで逆にキズをつけてしまうことになりかねません。
9.カメラレンズは丁寧に扱って
iPhoneを丁寧に扱っていれば、カメラ レンズが壊れることはあまりありません。とはいえ、不慮の事故で割れたりヒビが入ったりするのは仕方のないことです。そういった場合には非正規店を利用することで、カメラレンズの修理にかかるコストを極力抑えることで対処するのがよいでしょう。
iPhone端末はどれも高価なものですから、なるべく丁寧に扱って、できる限り長くiPhoneライフを楽しんでいきたいですね。
その他にも以下の症状に当てはまるものがあればお問合せください。
・カメラがうつらない
・カメラのうつりが悪い
・画像がおかしい
・画像が暗い
・画像がぼやける
・ズーム出来ない
・ピントが合わない
・被写界深度がおかしい