スマートフォンの中でも人気が特に高いiPhoneは、長く愛用している人も多い機種ですが、iPhoneを使用していて落下させてしまい、故障してしまった人も多くいるのではないでしょうか。落下をしたときによく起こる症状と対処法をみてみましょう。
iPhoneを落下させるとどうなる?起こってしまう症状は?
iPhoneを持っている人なら、ほとんどの人が体験したことがあると考えられるのが落下による損傷でしょう。iPhoneはほかのスマホと違い、強化ガラスを画面に採用しています。
強化ガラスなので耐ショックや傷に強いガラスになっているのですが、当たり所が悪かったりあまりにも強い衝撃を与えてしまったりすると、ガラスにひびが入ってしまうことがあります。
最悪の場合は液晶割れを起こし画面が映らなくなることもあるので、できる限りiPhoneを使用するときは落下を防止しなければいけません。
落下で故障した!自分でできる対処法はある?
iPhoneを落下させて画面が割れてしまった場合、液晶画面は使えてもガラスの割れでスムーズに操作できないことや一部が反応しないなどを体験した人は少なくないでしょう。
画面が割れたままでもタッチパネル機能や液晶は正常に機能しているので、そのまま使用している人もなかにはいますが、自分でできる対処法は個人での修理です。Amazonなどの通販サイトには、iPhoneの画面修理部品やキットが販売されています。
また、修理行程もYouTubeやブログサイトなどに載っているので、修理ができないわけではありません。しかし、リスクもあります。一度分解してしまうとApple公式の修理が頼めない場合や、不良品を購入してしまい直らない場合もあるのです。
無償交換はできる?落下時の修理対応やかかる費用
落下による損傷は原則的にお金がかかってしまいます。Appleの補償サービスAppleCare+に入っていれば、修理料金を安くすることは可能です。
また、キャリアによって保証サービスを行っており、月々の通信料金から修理料金の一部が割り引かれるなどして実質の負担額を抑えることはできます。Appleで公式に修理をお願いした場合、2017年4月時点でiPhone7を修理すると14,800円で、AppleCare+に加入していると3,400円で修理してもらえます。しかし、AppleCare+は損傷の修理回数が2回までなど制限が掛けられているので、頻繁に故障させてしまうとサービスが受けられず修理代金が高くなってしまうのです。
民間が行っている修理の場合は、2017年4月時点でiPhone7が26,800円(税別)です。民間は初期化もされず直ぐに修理が終わること、古い機種ほど修理費用が安いのがメリットです。
落下を防止する!画面割れ対策の方法は?
画面割れの対策は、保護シートや保護ガラスを付ける方法と、落下しないようにiPhone専用のカバーやストラップを付けることでしょう。
iPhoneの落下による画面割れは昔から対処法が考えられてきており、画面を守るためのフィルムや耐ショックガラスなどが販売されています。一枚上に貼るだけで強化ガラスがさらに強くなり、ガラスが割れる可能性を極力抑えてくれます。
また、iPhoneは滑りやすいので、シリコンカバーなどを付けることで落下時の衝撃防止や手からの滑り防止の役割を担ってくれます。iPhone自体にはストラップを付けるところはありませんが、iPhoneのカバーのなかにはストラップなどを付けるタイプも販売されており、落下防止対策に使用することができます。
iPhone 7は性能ばっちり!?落下テストでわかる耐久性
iPhone7が2016年の9月16日に発売され、最新機能などが話題になりましたが、一番使用者としてうれしい機能が画面の耐久性が向上したことではないでしょうか。iPhone7耐久実験が個人によって行われており、それがブログなどで確認することができます。
今まで発売されたiPhoneとは比べ物にならないくらい耐久性が上がっており、3mの高さから落下させても画面にキズひとつつかないほどの強固ぶりをみせています。もちろん、落下のシチュエーションによって割れるかは決まってきますが、iPhone7の耐久性は過去最高といえるでしょう。
まとめ
iPhoneの落下による故障は、今後iPhoneを使用して行くうえで必ずといっていいほど付き合っていかなければいけないトラブルといえます。Appleがさまざまな技術を駆使し耐久性を上げても、場合によっては画面が割れてしまい修理をしなければいけないことも多いでしょう。
故障したときはAppleで公式に修理をしてもらう方法や、民間のiPhone修理業者に頼むことで修理することができます。公式なら時間はかかりますが、確実な修理と高品質なサービスが見込めますし、民間ならスピーディに修理をしてくれます。
画面を壊さないように使いながら、いざというときは自分なりの対処方法をとりましょう。