カメラの基本操作方法のおさらい
まずはカメラの基本操作が誤っていないかをしっかり確認しましょう。たとえば、iPhoneは通常、画面中央に位置している物体にピントが自動で合うようになっています。別の部分にピントを合わせたい場合には、ピントを合わせたい画面上の被写体をタップすれば、自動的にピント調整がされるのです。さらに画面上でロングタップをすると「AE/AFロック機能」が働くため、ピントと明るさを一定の状態に固定させることができます。写真がぼやける大きな原因として、このような機能をちゃんと使いこなせていない可能性が考えられるでしょう。
また、自分と被写体との間にガラスや柵のような障害物があるとピントがぼやけてしまいます。そのような場合には撮影アングルを変えてみることでぼやけを解消することができます。
カメラのレンズに汚れやほこりがついている
そのほかにピントがずれたりぼやけたりする原因として考えられるのが、カメラのレンズがほこりなどで汚れている場合です。撮影前には必ずレンズの部分を布などで一拭きしておきましょう。このとき、硬い布だとレンズを傷つけてしまう可能性もあります。とはいえ、高価な布を用意しなければならないというわけではありません。100均一で売っているものでもかまいませんので、柔らかい布を用意しましょう。
また、ほこりや汚れがついていなくても、気温差が激しいところを行き来することでレンズがぼやけてしまう場合もあります。これは結露が原因ですので、その場合も布で軽く拭き取ることでぼやけを解消できるでしょう。
保護ケースや装着アクセサリの問題
アクセサリの中には画像処理機能に悪影響を与えてしまうものがあります。たとえば金属製の保護ケースや、取り外し可能な磁気レンズなどです。こういったアクセサリを装着していと、それが原因でカメラがぼやけてしまったり、ピントがずれてしまったりすることがあります。その場合にはそういったアクセサリを外した状態でカメラを使用してみて、症状が改善するかどうかを確認してみましょう。
再起動/初期化してみる
どうしてもカメラがぼやけるといった状態が改善されないという場合でも、再起動や初期化をしてみることで直ることがあります。まずは一度iPhoneを再起動してみましょう。カメラに限らず、アプリの動作が不安定な時なども再起動によって直ることが多いです。
再起動しても直らない場合には、iPhoneを初期化してみましょう。ただし、初期化する前にはデータのバックアップをとっておくことを忘れてはなりません。
これでも直らない場合は修理へ
これらの方法で直らない場合にはアップルストアや正規店、または民間の修理業者での修理が必要になります。アップルストアや正規店での場合の修理費用の相場はおよそ9,000円です。
民間の修理業者の場合だと、リアカメラで約8,000円、フロントカメラで約7,000円が修理費用の相場となります。修理期間はアップルストアなどに依頼する場合にはおよそ1週間かかります。民間の修理業者での修理では即日対応してくれるでしょう。
思い出を残すカメラ、不具合が直らないなら早めの修理を!
もしもカメラの機能が壊れてしまってぼやけるという場合には、早めに修理をしておくのがおすすめです。とりわけApple Care+に入会していなかったり保証期間がすぎてしまっている場合には、民間の修理業者の方が費用が安くなるでしょう。
また、修理センターに端末を送らなければならない正規店舗と違って民間の修理業者ではその場で修理しますので、即日で対応してもらうことが可能だからです。カメラの修理であれば端末の基板に触れることはないので、データが消えてしまうようなこともありません。症状を改善したい人は、まずは気軽に専門の修理業者に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
その他にも以下の症状に当てはまるものがあればお問合せください。
・カメラがうつらない
・カメラのうつりが悪い
・画像がおかしい
・画像が暗い
・画像がぼやける
・ズーム出来ない
・ピントが合わない
・被写界深度がおかしい
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