iPhoneを使っているとき、突然充電ができなくなってしまったなどのトラブルに見舞われたことがないでしょうか。iPhoneを快適に使うなら、バッテリーの扱い方やトラブル時の対処法を知っておきたいところです。
ここでは、iPhoneのバッテリーの正しい扱い方や起こり得るトラブルの対処法などについて、詳しく解説します。
バッテリーを長持ちさせるための方法
外出時などは、できるだけバッテリーを長持ちさせたいところです。そのためにも、iPhoneの設定を電池が長持ちするようにカスタマイズしてみましょう。
まず、明るさを調節してみてください。画面が明るすぎると電池をたくさん消費しまいます。設定画面から「画面表示の明るさ」をタップして、適度な明るさに調節しましょう。また、「画面の明るさの自動調節」をオフにすれば、より節電効果を実感できるはずです。
それから、使っていない機能はオフにしておくことも長持ちのコツです。プッシュ通知機能やBluetooth、不要な位置情報サービス、またAirDropやAppStore自動ダウンロードなどもオフにしておきましょう。逆に、機能をオンにしておくことで節電効果が期待できるものもあります。「視覚効果を減らす」機能は、オンにしておくことで壁紙が動かなくなり、消費電力を節約することができます。
他にも、よく使うアプリはできるだけ閉じないようにしたり、迷惑電話や迷惑メールの受信を拒否したりするなど、さまざまな節電方法があります。iPhoneのバッテリーを長持ちさせたいなら、ぜひ試してみてください。
ワイヤレス充電をする際の注意点
iPhone8やiPhone8 Plus、またiPhoneXにはワイヤレス充電機能があります。ケーブルを接続しなくても充電できるので、便利な機能であることは間違いありませんが、気をつけておきたい点もいくつかあるので確認しておいてください。
たとえば、ワイヤレス充電はiPhone本体がワイヤレス充電器からずれてしまうと充電ができません。そのため、iPhoneが着信などの振動でずれないように気を配る必要があります。充電していると思ったら、本体がずれていて充電できていなかったということのないように気をつけましょう。
また、iPhoneケースを使っている人も多いでしょうが、ケースをつけたままだとワイヤレス充電ができないことがあります。ワイヤレス充電をするときはケースから外して充電器にのせるようにしましょう。
それから、バッテリー保護の観点から、本体が熱くなりすぎているときはワイヤレスでは80%以上の充電ができないようになっています。もし80%を超えて充電できない場合は、涼しい場所に充電器を移して充電してみましょう。USBの接続中も充電ができないため、ワイヤレス充電をする際は気をつけてください。
iPhoneで充電できないときに考えられる原因
もし愛用のiPhoneが突然充電できなくなってしまったら、まずは充電できなくなっている原因を考えてみてください。原因は意外と単純なところにあることが多いです。
たとえば、充電ケーブルの不具合です。充電ケーブルが断線していたり、差込口にしっかり入っていなかったりすると充電はできません。充電トラブルに見舞われたときは、まず充電ケーブルに問題がないかチェックしてみてください。電源アダプタが故障していることも考えられるので、ケーブルだけでなくアダプタのチェックも忘れないようにしましょう。
それから、バッテリー残量が完全にゼロになっている場合や、残量が極端に少ない場合は、充電を開始しても画面がなかなかつかないことが良くあります。その場合は故障ではなく、20分ほど待っていれば画面がつくことがほとんどです。もしいくら待ってもつかないときは故障を疑いましょう。
一方、充電はできるけれど、充電の速度が遅いという場合にもいろいろな原因が考えられます。パソコンのUSBから充電している場合、コンセントから充電するよりも出力が弱いため、充電のスピードが遅くなります。早く充電したいときは、パソコンではなくコンセントから直接充電しましょう。一時的な不具合で充電できないこともあるので、すぐに故障を疑うのではなく、しばらく様子を見てから判断してみてください。
iPhoneの充電ができないときの対処法
iPhoneの充電できなくなってしまったときは、まずケーブルに不具合がないかどうかチェックします。充電器やケーブルに断線がないか、iPhoneの差込口にしっかり接続されているか、それから電源アダプタがきちんとコンセントに入っているかなど調べてみましょう。iPhoneではなく、壁のコンセントに問題があることもあります。そのため、壁のコンセントの点検や修理も試してみると良いでしょう。
また、ドットコネクタにホコリやゴミなどがたまっていると、しっかりケーブルを差していても充電できないことがあります。その場合は、ドットコネクタを柔らかい布などで拭いてから充電し直してみてください。シャーペンなどの硬いものでコネクタを刺激すると故障の原因になるので、できるだけ柔らかいものできれいにしてあげるように気をつけましょう。
普段PCで充電しているという人は、PCに不具合があって充電できないことがあります。iPhoneを点検した結果、問題が見つからないならPCに問題がないか点検や修理をしてみましょう。ケーブルなどをチェックしても充電不具合が解消しない場合は、iPhoneを再起動してみてください。本体のスリープボタンを長押しすれば、簡単に再起動することができます。
それでも症状が改善されない場合は、iPhoneの初期化を考えましょう。ただ、初期化をするには手間がかかります。また、初期化しても必ずしも症状が改善するわけではありません。そのため、初期化は最終手段で、どうしても改善しない場合だけにとどめておきましょう。また、再起動や初期化をする際は、データのバックアップをすることも忘れないようにしてください。どうしても充電の不具合が解消されないなら、バッテリーの交換を考えると良いでしょう。
充電トラブルが直らないなら!プロに相談して直してもらおう
もしさまざまな方法を試しても充電の不具合が解消されないなら、それはiPhoneそのものが故障していると疑ったほうが良いかもしれません。その場合は、自分では対処しきれないので、プロへ修理の依頼を出すことをおすすめします。自分で修理するのは、相当なヘビーユーザーでもない限り難しいものです。修理しようと分解して、元に戻せなくなってしまったら後の祭りでもあります。充電トラブルが解消できないなら、素直にプロに相談して、不具合を直してもらうようにしましょう。
その他にも以下の症状に当てはまるものがあればお問合せください。
・バッテリーがすぐ切れる
・電源がいきなり落ちる
・充電してもすぐにバッテリーが切れる
・バッテリーの充電が遅い
・バッテリーが膨張している
・バッテリーが発熱している
・バッテリーの充電が遅い
Lightning(ライトニング)/ドックコネクタ交換修理について
その他にも以下の症状に当てはまるものがあればお問合せください。
・充電が出来ない
・データ転送(画像・音楽・動画・ドキュメント等)が転送出来ない
・充電ランプが点灯しない
・周辺機器が認識されない
・イヤフォンが聴こえない
・ヘッドセット・イヤフォンマイクでの通話が出来ない