修理日記 ”iphone6s-水没偏”
本日もブログ更新をしていきます！
お初にお目にかかります！
あいさぽ川崎店スタッフのbφyと申します‼︎
皆様に修理を身近に感じて頂きたく
ポイントや、実際どんなことをしているのが
お伝えできればと筆をとった次第です！！
本日の修理内容は水没‼︎
実は水に落とさなくても普段の生活で
水没してしまう事があるのを
ご存知でしたか、、、？
1月には年明けから雪が降り、
突然の雨も度々見かけましたが、
大体その翌日には『携帯の様子がおかしい』とか『急に電源が入らなくなった』などの
お問い合わせが急増します！！
というのもポケットにiPhoneを入れて持ち運んでいると気づかぬ内に
雨が服を伝って端末がぬれ端末内部に入ってしまう事があるのです‼︎
(画面のガラス部分が割れていると中に埃などが入ってしまう可能性もありますよ…)
これに関しては面倒でも鞄の中に
しまうとか、ハンカチ等で包むなど、
ちょっとしたことで防げるものではあるので
日々の生活の中で
注意をするしかありませんね、、。
さてさて、今日の修理端末はiPhone6s‼︎
ほかのスタッフもパネルの開け方などは何度か説明しているので、割愛しますね！
開けてまず注目したいのは赤い丸で囲った部分！
赤いサインが出ているのが、
お分かり頂けると思います‼︎
これは本来白色のシールになっています。
そこが水に濡れると、
赤く変色してしまう仕組みです。
これは普段SIMカードと呼ばれるスロットの部分から確認できるので皆さんも一度確認してみてください！
綺麗に真っ赤になっていますので、
修理している間はドキドキです、
もちろん諦める事なく、丁寧に修理をしていきます！！
ネジをひとつひとつ外して、基盤(ロジックボード)と呼ばれる部分を外していきます！
この赤い丸の部分が基盤と言われるパーツです！
ここが破損してしまったりすると起動しなかったり、何かしらのエラーが出てしまう場合があります！！
基盤部分を乾燥している間にフレーム側やパネルのクリーニングを行っていきます‼︎
パッと見たときにそこまで汚れていないように見えますが、ズームしていくと、、
この汚れている部分は水分が乾いて不純物だけ残ってしまった状態です‼︎
防水、防塵の機能がある６ｓでも本体の中はここまで汚れてしまうのです。
端末内に一度はいってしまうとクリーニングをしないと、
中で部品に干渉して不具合を起こす可能性もあるので、
あいさぽでは出来る限り綺麗にクリーニングしてからお渡しをしています！
クリーニングも終わり実際に起動してみましょう。
一度水没したパーツは問題なく
使用できればそのままお返ししますが、
他の部品に負荷をかけてしまう可能性があるので、
バッテリーだけは、新しいバッテリーを取付けます！
乾燥させた基盤と汚れを取ったフレームを組み上げ、
試しに起動してみると…！起動せず…。
で・す・が！！！
マナースイッチを切り替えるとバイブが作動しているので、
液晶パネルが表示されていないだけの可能性が出てきました‼
試しに交換用の液晶パネルにパーツを移植してみます。
すると・・・
先程はまったく表示されていなかった液晶から
リンゴのロゴマークが、表示されました！！
]
その後端末自体の動作確認をし、問題なく使えるかを検証していきます。
今回の端末に関しては、ｲﾝｶﾒﾗとﾘｱｶﾒﾗ部分が起動していなかったのでお客様に伝えると、
写真はめったに撮らないとのことでしたので、そのままの状態に！
バッテリーと液晶パネルだけ交換して修理完了となります！
水没の場合は中のパーツが水分で濡れてしまっているため、もちろんすべてが万全に戻る訳ではありません。
又持ち込んで頂いた時は使えても、乾燥作業等しただけで起動しなくなってしまうリスクもございます。
出来る限り尽力は致しますが、直るかどうかは五分五分ではありますので、
ご承知頂ければと思います！
※定期的にバックアップを取っていただくのが非常に有効です！
ただ一度水没してしまうといつ症状が悪化してしまうかわからないので
データのバックアップをこまめに取って頂いて最悪の事態に備えて頂く様
お伝えしました‼！
というわけで、今回の水没修理は無事に復旧できました！！
皆様も突然の雨や雪などにはお気をつけくださいませ！！
長文にはなりましたが最後までお読み頂きありがとうございました。
bφｙ
