代替機が必要なiPhoneの修理内容とは？借りる方法も解説

iPhoneが故障してしまったときに心配なのが、修理中にiPhoneが手元にないときのことですよね。人によっては、数日iPhoneがないだけで生活を送るのが難しい場合もあるでしょう。そんなときは、代替機に頼るのがおすすめです。この記事では、iPhoneの修理で代替機を借りられるケースと、その方法を紹介します。

そもそも代替機が必要ないケースとは？

iPhoneは、故障の原因によっては修理・部品交換がその場でできる場合があります。画面のヒビ割れやバッテリー交換などは基本的に即日対応が可能なので、この場合は代替機を借りる必要はないでしょう。

ただし、即日対応が可能な故障内容であっても、お店にiPhoneを送って修理してもらう場合は日数がかかるため、代替機が必要になります。即日対応を希望する場合は、必ず来店する必要があるため注意しましょう。

代替機が必要なiPhoneの故障内容とは？

代替機が必要になるのは、修理のために数日を要する場合です。具体的なiPhoneの症状としては、「画面が真っ暗になる」「タッチパネルが無反応」などが挙げられます。
また、水没や落下の衝撃による故障の場合は、比較的修理に日数がかかる傾向があります。こうした故障内容の場合は、代替機が必要になるでしょう。

iPhoneの代替機を借りる方法1：Appleの場合

代替機をAppleで借りる場合は、AppleStoreを利用しましょう。故障内容が保証の範囲内であり、かつ在庫があれば、代替機を借りることができます。
AppleStoreは混雑していることが多いため、事前にAppleのWebサイトにサインインした上で、修理を申し込んでおくとスムーズに手続きをすることができます。

iPhoneの代替機を借りる方法2：auの場合

iPhoneの代替機をauショップで借りる場合は、来店する前に代替機の在庫の有無を確認しておきましょう。ショップによって在庫状況や対応が異なるため、無駄足にならないよう、事前に代替機を借りられるか確認しておくといいでしょう。

流れとしては、店頭受付後、ショップ側が故障内容の診断を行って見積もりを出し、正式に修理依頼、代替機の貸し出しとなります。

iPhoneの代替機を借りる方法3：ソフトバンクの場合

iPhoneの代替機をソフトバンクのショップで借りる場合は、auの場合と同様、事前に代替機の在庫状況を確認しておくといいでしょう。
代替機を借りる場合は本人確認書類が必要になる可能性が高いため、運転免許証やパスポートなどの身分証を忘れずに持参しましょう。

iPhoneの代替機を借りる方法4：ドコモの場合

iPhoneの代替機をドコモで借りる場合は、ドコモのケータイ補償サービスに加入していることが条件となります。

修理を依頼する際、代替機を借りたい旨を伝えれば用意してくれるのが基本的な流れですが、在庫状況によっては借りられないため、やはり事前に問い合わせをしておくといいでしょう。家庭に使っていないスマートフォンがあれば、修理期間中のみ代替機として使用することも可能です。
修理の申し込みをする際は、念のため一緒に持っていくと役立つかもしれません。

代替機として借りられるiPhoneモデルは？

せっかく借りるなら、少しでも使いやすい機種を選びたいですよね。代替機として借りられるiPhoneモデルには、どんな種類があるのでしょうか。

代替機として使われているのは、基本的に型落ちのiPhoneやAndroidです。ショップの在庫状況にもよりますが、残念ながら機種の指定は行えないのが一般的です。
機種自体の容量も限られている場合が多いので、代替機にデータを移す際は制限を超えないよう注意が必要です。

もし紛失したら？代替機に関するトラブル

代替機を紛失してしまった、誤って故障させてしまった。注意して扱っていたつもりでも、このようなトラブルが発生してしまう可能性もありますよね。こうした場合は、どのようなペナルティがあるのでしょうか。

紛失や借り主が原因の故障は、負担金の対象になってしまいます。負担金の額については、代替機貸し出しの際に説明があるのできちんと把握しておきましょう。

また、負担金が発生するその他の例として、代替機の返却遅れが挙げられます。代替機は、キャリアやショップによって修理完了から返却日までの日数が決められています。そのため、日数を超えて返却した場合は負担金を取られる可能性があるため注意が必要です。代替機を利用する際には、余計な出費を防ぐためにも、期間を守って丁寧に取り扱いましょう。

データはすべて消去？修理を出す前の注意点

AppleStoreや各キャリアで修理依頼をする場合は、必ずバックアップを取るようにしましょう。

修理の際にすべてのデータが消されてしまうため、大事なデータがある場合には特にバックアップが必須です。
また、紛失時に役立つ「iPhone・iPadを探す」の機能は必ずオフにしておきましょう。この機能がオンになっていると、アクティベーションロックと呼ばれるセキュリティが自動で起動してしまい、修理の妨げになるためです。

iPhoneを修理に出す前には上記の処理を行った上で、電源を切るか、充電を0％まで使い切ったいわゆる放電状態にしておきましょう。