今や生活必需品となったスマホですが、ある日突然故障や不具合が起こってしまうこともあります。ここでは、突然電源が落ちてしまった場合やまったく反応しなくなった場合の、iPhoneの直し方のポイントとコツをご紹介していきます。
iPhoneのディスプレイに異常!画面つかない原因は何がある?
画面がつかない原因はいくつかありますが、もっとも多くなっているのが「バッテリー切れ」です。要は、充電がなくなったのでiPhoneの機能がすべて停止し、電源が落ちた状態となるのです。
これは、長年使用しているiPhoneでよく見られる現象です。バッテリー残量が十分残っている状態でも、この現象はしばしば発生します。その理由としては、バッテリー残量の表示不具合が挙げられます。特に、重たいアプリを起動しているときなどはiPhoneにかかる負担も大きくなり、表示以上にバッテリーが減っている可能性があるのです。
画面がつかない時の対処法!まず試してみるべきことは?
画面がつかないときは、まず専用のケーブルを使用し充電を行いましょう。また、最低30分はこの状態のまま様子を見ることをおすすめします。
なぜなら、バッテリー切れで画面がつかない場合は、iPhoneが正常に起動するまで時間がかかる場合があるからです。30分経過した時点でまったく反応しなければ、ホームボタンと電源ボタンを同時に長押ししてみます。この動作を試すことで、iPhoneを強制的に再起動状態にすることが可能となります。
それでも画面がつかなければ、iPhoneに電話をかけてみるといいでしょう。外部からの刺激を与えることで、iPhoneが正常に動作することもあります。
画面が見えない場合のデータバックアップ!やり方と注意点
iPhoneのバックアップはiTunesからできます。画面が見えない状態でも、USBケーブルなどを使用してiTunesが使えるPCに繋ぐことで、データのバックアップをすることが可能です。
iTunesを開くと、「バックアップ」といった項目が表示されます。ここに「今すぐバックアップ」の選択項目があるので、それをクリックします。そうすると、画面がつかないiPhoneでもバックアップを行うことができます。ただし、バックアップはiPhone内のデータ量によっては、かなりの時間がかかることがあります。
iTunesが動作していないように感じても、1〜2時間は様子を見るようにしましょう。またiPhoneが完全に故障している場合は、バックアップが正常にできないケースもあります。
どうしても直らない… 修理依頼をするのが近道!
これらの手順を経てもiPhoneが復旧しない場合は、修理依頼をするのが近道です。AppleのサポートセンターやiPhoneを購入した携帯のテクニカルサポートセンターに電話をし、その指示に従いましょう。電話口で復旧の手順を教えてもらえることもありますが、それでも直らない場合は修理手配の手続きに進みます。
Appleでの修理の場合は、基本的にiPhoneの修理は有償になりますが、携帯購入時に保険に入っている場合は修理費用を補てんすることができます。修理手配をする前に、iPhoneの契約内容について確認をしてみるといいでしょう。
ただしAppleCare+の保証対象外だと修理代金が高額になってしまいますので、修理費を節約したい場合や即日での修理をご希望の場合は、安くて早い民間のiPhone修理専門業者での修理がおすすめです。
まとめ
画面がつかないiPhoneを目の前にすると、どのように対処していいのか分からず、焦りの気持ちも大きくなることでしょう。iPhoneは頑丈に作られていますが、あくまで精密機器です。カバーに入れるなどして、日々大切に扱うことを心がけましょう。けれども、どれだけ大切に扱っていても、長年使用し続けると備品が劣化し不具合が発生することもあります。
そういったときに一番重要となるのが、データのバックアップです。データさえ保管できていれば、その後の復旧作業は非常にスムーズに進みます。よって、日頃から定期的なバックアップを取っておくことがおすすめです。そうすることで、もしiPhoneが故障してしまってもデータも本体もすべて失うという、最悪の事態を回避することができるはずです。
その他にも以下の症状に当てはまるものがあればお問合せください。
・タッチ操作が出来なくなった
・タッチした後の動きがおかしい
・液晶にドット抜けがある
・液晶不良を放置したら電源が入らなくなった
・画面は点くがバックライトが点かない
・画面の表示がおかしい
・液晶から液体が漏れている