iPhoneの故障事例や、修理行程履歴をご紹介致します!

水没修理のご依頼が増える季節がやってきました。

こんにちは!
 
iPhone修理あいさぽ新宿店の北村です(^O^)/
 
先月に引き続きブログに登場です♪
 
6月になって暑い日が急に増えましたね。
夏がもうそこまで近づいている…
そんな夏といえば、海! 釣り! プール!
 
水場にiPhoneをご一緒する機会も増えるかと思います。
しかし、気をつけないと大切なiPhoneが水に濡れてしまう!なんてことも。
今回は「釣りの時に水濡れしちゃったかも?」なお客様の修理ご依頼の紹介です。
 

 
画面に縦線が入ってしまっていますね。
写真ではわかりにくいですが、タッチも若干反応が鈍くなっています。
 
パネルを開けてみると、水没マークの変色も水分の残りも確認できませんでした。
充電をしていないのにライトニングコネクタの不具合なのか、
充電マークが付きっぱなしになっています。
 
あっ!
 

 
バッテリーが膨張しています!
風船のように膨らんでしまっています。
 

 
バッテリーを外してみました。
正面から見るとそんなでもないのかな?と思われますが、
横からご覧いただくと実は結構膨らんでいるんです。
 

 
本来のバッテリーは、このように結構薄いものです。
 
水濡れしてしまったかもしれないという事ですので、
念のため基盤を外してみようと思います。
 
さてさて、基盤を外してみると…
 

 
基盤の裏側に水滴を発見!( ;∀;)
バッテリーのコネクタ部分にも若干の腐食がみられたので
膨張の原因はここだった可能性がありますね。
(元から膨張しかかっていた可能性ももちろんありますが…)
 
水滴を綺麗にふき取り、基盤の水分を完全に乾燥させてから元に戻していきます。
コネクタ部分はブラシで腐食を取り除き、汚れ落としと防錆成分が混ざった溶剤をヌリヌリ。
 
次は液晶が綺麗に元通りになるよう願いつつ新しいパネルに
交換していきます。おそるおそる取り付けると…
 

 
映りました☆
綺麗な画面に元通り!!ホッとしました~。
基盤側に原因がある場合(例えばショート跡など)
新しいパネルに交換しても症状が改善されない事もあります。
 
今回出てしまった液晶の縦線は、バッテリーが膨張してパネルを下から
押し上げてしまった事による物と思われます。
 
結果、液晶パネルとバッテリーを新品のものに取り換えて
無事iPhoneは元気になりました!(お預かり時間は乾燥も含めて2時間ほどでした)
 
無事に直ったiPhoneを見て、お客様もとても喜んでおられました(#^.^#)
私たちスタッフも、お客様の笑顔があるからこそ日々頑張ることが出来ます♪
 
今回はお客様が不具合が出てからあまり時間がたたないうちに
お持ちいただいたという事もあり無事復活しました。
中には濡れてしまった時は普通に使えていたのでそのまま放置していたら
突然電源が入らなくなってしまった、というご相談もよく受けます。
 
iPhoneは精密機械ですので水分等の湿気にはとても弱いです。
(iPhone7&7Plusは若干防水性能が上がりましたが過信は禁物です!)
万一、水に濡れてしまった場合はそのまま放置せず、
お近くのあいさぽまでご相談ください(^O^)
 
iPhone修理のあいさぽ新宿本店
 
水没・浸水の修理について

その他にも以下の症状に当てはまるものがあればお問合せください。

・水没して動かない
・画面の表示がおかしい
・タッチパネルが反応しない
・タッチパネルがおかしい
・画面に水が入った