iPhone12ProMax パネル交換修理の手順をご紹介

当店ではお預かり前、修理後、お渡し時に以下17項目の動作確認を行っております。

・起動
・SIM認識
・液晶表示／有機EL表示
・タッチパネル（3Dタッチ）
・ホームボタン（SE2,SE3と8Pまでの機種）
・指紋認証／顔認証
・ボリュームボタン
・マナーボタン
・バイブレーター
・スリープボタン／サイドボタン
・カメラ（イン・アウト）
・マイク反応（上・下）
・スピーカー（上・下）
・近接センサー
・調光センサー
・充電コネクタ
・発信・受話確認

今回は画面操作ができない状態のため、マナースイッチ・バイブレーター・充電コネクタの動作確認のみ行わせていただきました。

・修理の内容・手順

1.電源を落とし、下ネジを外します。

２.本体を温め、粘着を弱めて画面を外していきます。

iPhone12以降の端末は画面の粘着が非常に強力となっているため、加熱マットを使用し60～70℃で温めます。

少し隙間が出来ましたので薄いヘラを差し込み、センサーケーブル等を損傷しないよう画面の粘着を剥がしていきます。

無事に開けることが出来ました。

4.画面と本体を分離する作業を行います。

計8ケ所ネジで固定されているコネクタカバーを外していきます。

5.画面のケーブル、フロントセンサーケーブルを取り外します。

ショートを防ぐために、まずはじめにバッテリーのコネクタを外します。

6.古い画面からフロントセンサーを外し、新しい画面へ移植します。

ネジ4本とカバーでセンサーが固定されています。
赤〇と青〇でネジの種類が違うため注意が必要です。

ネジだけではなく粘着でも固定されているため破損しないよう慎重に取り外します。

7.フロントセンサーの取り外しができましたので左にあります新しい画面へ移植します。

8.内部に溜まったホコリやゴミを、ブラシや洗剤を使用して取り除いていきます。
アイサポでは修理の際に無料で内部のクリーニングを行っており、ホコリやゴミがたまっていると故障の一因になりますので、修理後長くお使いいただけるためにも徹底して内部クリーニングを行っております。

9.新しい防塵シールを貼り付けます。

一度画面を取り外した端末は粘着が弱まりホコリや水が入りやすくなるので、当店では新しく貼り付けを行っております。

10.パーツを元に戻し、動作確認を行います。

ここで不具合が発生していた場合は、コネクタのつけ直しやパーツ交換を行い改善するかどうか再度確認作業を行います。

動作確認が問題なかったので、画面を閉じます。

11.画面を閉じた後にも動作確認を行い、修理完了です。