iPhoneの故障事例や、修理行程履歴をご紹介致します!

残暑にご注意!様々な不具合を引き起こすバッテリー膨張の危険性。

こんにちは!
あいさぽ新宿本店の金井です。
 
8月最終週となりましたがまだまだ暑い日が続いていますね!
 
夏のラストスパートとして先日海へ行ってきました♪
クラゲが出ないか心配でしたがギリギリセーフだったみたいです。
 
もちろん、iPhoneはしっかり守り、
万が一に備えてバックアップもとって行きました!
 
今日は水没修理と同じく夏にご依頼の多い修理をご紹介いたします。
 
こちらのiPhone6をご覧ください。
 

 
初めてこの様な症状を見る方は
ビックリされるのではないでしょうか?!
 
私もiPhone修理スタッフになる前は、
この様な症状を一度も見たことがなかったので
初めて見た時にビックリした事を覚えています。
 
こちらの症状はバッテリーが膨張してしまい、
内部からフロントパネルを押し上げてしまっているのです。
 
液晶画面を見てみると、
中央当たりに青いシミのような圧迫痕が
うっすらと出ているのがお分かりいただけますでしょうか?
赤丸部分をご覧ください。
 

 
本来はもう少し目立っていたのですが、
私のカメラの腕がない為に少し分かりにくいですね、、。
申し訳ございません(;_:)
 
バッテリーが内部からパネルを押し上げてしまっている為に
このような圧迫痕が出てしまいます。
 
膨張してしまう原因はいくつかありますが、
バッテリーは暑さに弱いこともあり
夏に症状が発生することが多いのです。
 
こちらのお客様の場合は
車の中に長時間iPhoneを放置することがよくあるそうで、
今までは膨張したことはなかったのに
最近この様な症状が現れてしまったそうです。
 
やはり暑さにやられてしまった様ですね(+_+)
夏は車の中が高温になりますので、注意が必要です!
 
では、修理をはじめます!
まずiPhone全機種共通の作業になるのですが、
フロントパネルと本体を固定している星型のネジを2本外します。
 

 
パカッッ!!
ネジを外しただけでフロントパネルが開いてしまいました!!
 
通常は、
本体とパネルの隙間に工具を入れて徐々に開いていきます。
 
パカッと開いたパネルを取り外してみると、
やはりバッテリーはかなり膨張してしまっていました!
 

 
本体から取り外し、
新しいバッテリーと比べたものがこちらです。
(左:新しいもの 右:膨張してしまったもの)
 

 
新しいバッテリーを仮付けして問題ないことを確認し、
本体に取り付けてパネルを閉じます。
 
お持ち込み時に液晶中央部に出ていた圧迫痕も消えました!!
 

 
この圧迫痕は、時間が経ったり内部からの圧迫が強かったりすると
バッテリーを交換しても消えないこともあります。
 
消す為には液晶交換が必要になってしまいますので、
早めのバッテリー交換をオススメいたします!
 
また、圧迫痕だけではなく、
バッテリーの膨張を放っておくと
フロントパネル自体が剥がれてしまうこともあります。
 
この症状はiPhone5,5s,SEに特に多い症状です。
 
フロントパネルの枠から表面部分が剥離することにより
パネルがパカパカな状態になってしまいます(泣)
パカパカさせない為には
バッテリー交換に加えフロントパネル交換も必要となります。
 
以上のように、 
バッテリーの膨張は様々な不具合を引き起こす可能性があります!
 
追加修理が必要となってしまう前に、
お早めにご相談ください!!
 
 
残暑が続いていますので、
まだまだバッテリーの不調には注意が必要ですm(__)m
 
iPhoneに関して少しでも気になることがございましたら、
当店へお気軽にご相談くださいませ(^^)
 
 
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バッテリー交換修理について

その他にも以下の症状に当てはまるものがあればお問合せください。

・バッテリーがすぐ切れる
・電源がいきなり落ちる
・充電してもすぐにバッテリーが切れる
・バッテリーの充電が遅い
・バッテリーが膨張している
・バッテリーが発熱している
・バッテリーの充電が遅い