iPhone15Pro パネル交換の事例をご紹介します

当店ではお預かり前、修理後、お渡し時に以下17項目の動作確認を行っております。

・起動
・SIM認識
・液晶表示／有機EL表示
・タッチパネル（3Dタッチ）
・ホームボタン（SE2,SE3と8Pまでの機種）
・指紋認証／顔認証
・ボリュームボタン
・マナーボタン
・バイブレーター
・スリープボタン／サイドボタン
・カメラ（イン・アウト）
・マイク反応（上・下）
・スピーカー（上・下）
・近接センサー
・調光センサー
・充電コネクタ
・発信・受話確認

ー修理の内容・手順

1.電源を落とし、下ネジを外します。

２.本体を温め、粘着を弱めて画面を外していきます。

　iPhone12以降は画面の粘着が非常に強力なつくりとなっているため、専用マットを使用し60～70℃で温めます。。

　開けるさいは専用の機材を使用しますが、今回はガラスの損傷が激しく吸盤が付きません

   ので、金属ヘラを使用し開けていきます。

　まず金属ヘラを差し込み、粘着を弱める特殊な液体をなじませます。

　下部に金属ヘラを差し込み、浮かせて隙間ができたらヘラを差し込みます。

　ケーブルを損傷しないように、赤線に沿って画面の粘着を剥がしていきます。

　無事に開けることが出来ました。

３.画面と本体を分離する作業を行います。

　コネクタカバーを外していきます。－ねじで6ケ所固定されています。

　爪でひっかけてあるので、カバーごとずらして取り出します。

取り外し完了です。

４.画面のケーブル、フロントセンサーケーブルを取り外します。

　ショートを防ぐために、まずはじめにバッテリーのコネクタを外します。

　画面・フロントセンサーのケーブルを外します。

5.フロントセンサーを移植します。

　こちらも－ネジ二本とカバーでセンサーが固定されています。

　また、右側も粘着でパネルと接着してあるので、開ける際と同様に温めて剥がします。

　ヘラに粘着を剥がす液体をなじませ、下に潜り込ませるようにして外していきます。

　センサーはパネルの枠に合わせてとりつけてあります。

　マイナスドライバーを使用して慎重に取り外します。

　取り外し完了です。

6.防塵シールを貼り付けます。

　一度取り外した端末はホコリや水が入りやすくなるので、粘着を強くします。

7.パーツを元に戻し、動作確認を行います。

　ここで不具合が発生していた場合は、コネクタのつけ直しやパーツ交換を行い改善するか

　どうか再度確認作業を行います。

8.動作確認が問題なかったので、画面を閉じます。

9.ガラスコーティングを同時にご依頼いただきましたので、施工していきます。

　前面、背面、フレームにガラス液を塗布し、端末全体を硬化させます。

　修理と同時ですと割引がありますので、お得にご利用いただけます。

10.念のため最後に動作確認を行い、修理完了です。