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・・修理前の症状(故障内容)‥
ガラスは全く割れていないですが、画面が真っ暗な状態でご来店。
真っ暗ですが、音は鳴ったりしているので中で起動はしているようです。
・・修理前の事前動作確認‥
今回画面表示が真っ暗で操作ができない状態になるため、
修理前の動作確認は一部できる範囲の箇所のみとなります。
通常であれば以下の起動~発信・受話確認まで全部で17項目の動作確認を行います。
・起動
・SIM認識
・液晶表示/有機EL表示
・タッチパネル(3Dタッチ)
・ホームボタン(SE2,SE3と8Pまでの機種)
・指紋認証/顔認証
・ボリュームボタン
・マナーボタン
・バイブレーター
・スリープボタン/サイドボタン
・カメラ(イン・アウト)
・マイク反応(上・下)
・スピーカー(上・下)
・近接センサー
・調光センサー
・充電コネクタ
・発信・受話確認
‥修理内容・手順‥
1.まず強制終了で電源を切り、下ネジを2本外し、前と後ろをそれぞれ加熱マットであたためていきます。
2.あたためが完了したら、オープナーで開けていきます。
iPhoneをオープナーに入れたら吸盤でつけ、つまみを赤の矢印の方向に回します。
3.ヘラにフラッグスクリーナーをつけ画面と本体の隙間にそれを入れていきながらやると、
徐々に画面が浮いてきます。浮いてきたら小さなヘラをいれます。
4.オープナーから本体を取ったら、黄と赤部分を小さなヘラで画面を本体から剥がしていきます。
赤部分はセンサー類があるため、気を付けて作業していきます。
5.画面が開けられたら、それぞれ赤丸のネジとプレートを取っていきます。
6.上記の1枚目のプレートを取るとバッテリーのコネクタ(黄色)がでてくるので、必ず一番最初に外します。
(※バッテリーのコネクタは90度にしておきます。)
7.次に①②③のコネクタを取っていきます。
8.本体から画面を取り外す事ができました。
まず画面交換から作業に入ります。
9.赤丸ネジ2つと青丸ネジ2つを取ります。
10.ネジが取れたらイヤースピーカーを手前にして、パーツをとっていきます。
まず上の部分をマイナスで矢印の方向に取ります。
11.次に近接センサー(黄色)部分をマイナスを縦に入れ、てこの原理で持ちあげていきます。
12.最後にマイク部分のところにマイナスを入れ、矢印の方向で剥がしていきます。
これでイヤスピーカーが取れました。
13.イヤスピが取れたら新しいパネルを準備し、そこに先ほど取り外したイヤスピをつけていきます。
14.本体側の作業に移ります。
パネルを外すと本体周りについている防塵テープが剥がれてしまう為、
古い防塵テープを取り除き、新しく防塵テープを貼りつけます。
15.防塵テープがつけられたら、画面を本体につけていきます。
画面側についているコネクタ3つと、
必ず最後にバッテリーのコネクタをそれぞれ本体に付け、プレートとネジを止めます。
16.最後にネジ等異物がないか確認し、
ケーブルが挟まらないように気を付けながら画面を本体にはめ、
下ネジ2本を止めたら修理は完了です !
・・修理後の状態‥
Before
After
真っ暗だった液晶もしっかり映るようになりました☆
iPhone12/12mini/12Pro/12ProMAXの修理について
その他にも以下の症状に当てはまるものがあればお問合せください。
・フロントパネルのひび割れ(小さなひび割れ、画面全体の破損)
・画面表示不良(緑の線、画面真っらで映らない)
・タッチパネル不良(タッチが効かない、触ってもいない場所が勝手に反応する)
・バッテリー交換(電池の消耗が早い、バッテリー膨張)
・カメラが映らない/映りが悪い(ピントがずれる、ぼやける)
・カメラの外側のガラスレンズが割れてしまった。
・コネクタ不良(充電ができない、充電ケーブルが折れて取れなくなった)
・スリープ(電源)ボタン故障
・バイブレータがきかない
・相手や自分の声が聞こえない(声が小さい、雑音ノイズが入る)
・電源が入らない
・水没してしまった
・その他故障トラブル(リンゴループ、再起動を繰り返す等)
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