外出先でもらくらくネット接続!iPhoneのテザリング機能

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iPhoneのセルラー回線通信を他のデバイスに開放することで、外出先でもパソコンやゲーム機器などの外部機器をインターネットに接続できるテザリング。

今回は、テザリング機能の利用方法や気になる料金についてお伝えします。

3種類のテザリング!用途に応じて使い分けよう

テザリングには、無線タイプのWi-FiテザリングとBluetoothテザリング、有線タイプのUSBテザリングの3種類があります。Wi-FiテザリングはiPhoneをアクセスポイントとしてネットに接続する方法で、複数の機器を同時に接続したいときにおすすめです。

タブレットを使用したいときやバッテリーの残量が気になるときにはBluetoothテザリングを使うと良いでしょう。ノートパソコンで長時間の仕事をしたいときには、iPhoneとパソコンをUSBケーブルでつなぐUSBテザリングにしてください。

まずはiPhone側で設定しよう!

まずは、テザリングオプションに加入しているかどうかを確認しましょう。

「設定」を開き「モバイルデータ通信」をタップしてください。加入していれば、ひとつ戻って「インターネット共有」をタップして、「インターネット共有」をオンにします。

このとき、テザリングオプションに未加入の場合は「インターネット共有を設定」と表示されます。「インターネット共有」の下にある「“Wi-Fi”のパスワード」がネット接続にあたって必要になるパスワードです。パスワードを変更したいときには、パスワードをタップして任意の文字を入力します。

次に外部機器を設定しよう!

iPhone側の設定が終わったら、今度は外部機器を設定します。Wi-FiテザリングならパソコンのタスクバーなどにあるWi-Fiのアイコンをクリックして、「iPhone」という名前のアクセスポイントをクリックしてください。パスワードの入力を求められるので、「“Wi-Fi”のパスワード」を打ち込みましょう。

Bluetoothテザリングの場合、「コントロールパネル」から「ハードウェアとサウンド」を選び、「Bluetoothデバイスの追加」をクリックしてください。パソコンとiPhoneに共通のペアリングコードが表示されているのを確認したら、「デバイス上のコードが上記のコードに一致していますか?」という画面で「OK」をクリックします。USBテザリングなら、iPhoneと外部機器をケーブルでつないで自動的にネットワークが生成されるのを待ちます。

意外と安い!?気になるテザリング料金

気になるのはテザリング料金ですよね。キャリアによって異なりますので、詳細は各キャリアの公式サイトでご確認ください。

まず、ドコモならXi契約でパケット定額サービス、あるいはデータプランに加入していれば、追加料金不要で月額利用料金上限額の範囲で利用できます。

auはデータ定額に加入していれば無料で利用でき、LTEフラットの場合は月額500円が必要です。もっとも、機種変更の際にテザリングオプションに加入していれば、最大2年間無料で利用できます。

ソフトバンクは月額500円が必要ですが、「データ定額ミニ1GB/2GB」「データ定額5GB」「データ定額S(4Gケータイ)」のユーザーなら無料です。

テザリング利用中に気を付けたい3つのポイント

キャリアによってはパケットを使いすぎると、高速通信量の上限を超えてしまい、通信速度が落ちてしまいます。このような制限を避けるためには、アプリやシステムのアップデートを避け、動画などの大容量コンテンツを利用しないようにしましょう。

さらに、オンラインストレージの同期をすると通信量を大幅に使用するので、テザリング利用中は同期しないように設定しておきます。「設定」を開き、「モバイルデータ通信」「システムサービス」の順にタップすると「インターネット共有」の項目でテザリングの通信量を確認できます。通信速度が落ちないように、テザリング利用中はこまめに通信料を確認することをおすすめします。

あれ?うまく接続できない… そんなときの対処法

うまくテザリングを利用できないときには、別の接続方法を試してみるか、パソコン側とiPhone側でいったんテザリング機能をオフにしてみると良いでしょう。

パソコン側ならWi-Fiの切断、iPhone側なら「モバイルデータ通信」をオフにすることでテザリング機能をオフにすることができます。

また、Wi-FiテザリングならiPhoneやパソコンを近づけるなど、位置を変えてみることで接続できる場合もあります。

いざというときに役立つ!iPhoneのテザリング機能

外出先でも簡単にインターネットに接続できるテザリング。予想以上に利用料金が安いと感じた人もいるかもしれません。

PCやタブレットを使用したいときには、iPhoneのテザリング機能を有効活用してみると良いでしょう。仕事上のファイルを急いで取引先に送信しなければならない場合など、覚えておくといざというときに役立つはずです。

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