iPhoneの画面はガラスなので衝撃に弱く、落としたり衝撃を与えたりすると簡単に割れたりひびが入ったりします。
本体が故障していなければ画面が割れていても使用し続けることは可能ですが、画面割れが起きたら早急に修理をしなければいけません。iPhoneの画面割れ修理の重要性や修理方法、修理費用などについてご紹介します。
液晶割れの修理は絶対必要?割れたiPhoneを放置するとどうなる?
iPhoneは、液晶割れが生じても内部の機械に異常がなければ使用することは可能です。だからといって液晶割れを修理せずに放置していると、連鎖的に次々とiPhoneに悪影響をおよぼすこともあります。
たとえ小さなひびでも、放置しているとガラスは一旦ひびが入ったらその場所からひびがより入りやすくなり、どんどん大きくなっていきます。それにより、ガラスの破片でiPhoneの操作をしている指を怪我することもあり、その破片がiPhone内部に侵入して中の機械を傷つける恐れもあります。
画面割れは連鎖的にiPhoneに障害をもたらす症状なので、早めに修理をしなくてはいけません。
割れたiPhoneの修理方法!修理時間はどのくらい?
iPhoneの液晶割れは、Apple StoreやApple正規のサービスプロバイダ店、または民間のiPhone修理専門店で新品の画面と交換することができます。
また、別売りのiPhone画面と専用の工具があれば自分で修理をすることも可能です。修理の依頼方法は、自分で店頭に出向きその場で直接修理をしてもらう方法、または郵送でiPhoneを店に送る方法があります。
修理時間は正規店・民間のiPhone修理専門店ともにお店の混み具合によりますが、混んでいない場合は部品を交換するだけなので数十分で修理は完了します。郵送で頼む場合は、送ってから修理が完了し手元に戻ってくるまで1週間ほどかかります。
修理にかかる料金は?アップルの1年保証は使えるの?
iPhoneの液晶割れの修理費用は、正規店で頼む場合サービス保証に加入しているかどうかでかかる費用に差があります。サービス保証に加入していれば機種の種類は関係なく3,400円の修理料金がかかります。
保証に加入していない、または保証の期限が終了していた場合は、iPhone 6 Plus以前の機種であったら14,800円、iPhone 6 Plusから最新のiPhoneは31,800円の修理代がかかります。民間のiPhone修理専門店の場合、店や機種の種類によって料金に差がありますが、安くて5,000円前後、高い場合は10,000円程度で修理できます。
正規店と民間のiPhone修理専門店の料金やサービスの違いはコチラ>
節約のために!自分で交換するのも手
iPhoneの液晶割れは、自分で新品の画面に交換して修理することも可能です。自分での修理方法は、別売りの液晶画面、iPhoneを分解するための専用の精密ドライバー数点が必要です。自分で修理するための画面タッチパネルと工具がセットで販売されているものもあるので、それを購入するとお得です。
修理の行程は、まず電源をオフにしてSIMカードを抜き、フロントパネルを開けます。次に、フロントパネルと本体をつないでいるコネクターを外し、各部品を外します。そして新しいパネルを装着し、最初と逆の手順で各部品を元の位置に戻します。電源を入れて正常に画面が表示されたら修理完了です。
修理にお金をかけたくない… 買い取ってもらうのも1つの方法
iPhoneが液晶割れなどで壊れた場合、新品に買い替える人もいます。しかし、買い替えた際に古いiPhoneをそのまま処分、またはどこかにしまってしまうのはもったいない行為です。
民間のiPhone・スマホ修理専門店では中古iPhoneの販売にも力を入れており、液晶割れなどの故障したiPhoneも買い取りの対象になっているので、古いiPhoneは買い取ってもらって新しいiPhoneの購入費用の一部をつくることができます。
液晶割れのiPhoneの買い取り価格は店や機種によって異なりますが、古い機種の場合は1,000円〜5,000円、iPhone 7Plusなどの最新の機種なら33,000円〜46,000円ほどの高価格で買い取りをしてくれます。
まとめ
iPhoneの液晶割れは、その傷が原因でさまざまな症状を生み出す危険な状態です。ですから、画面割れが起きたらすぐに修理をすることが大事なことです。修理方法は店に頼む、自分で修理をするなどいろいろな方法があるので、自分に合った修理方法を選びましょう。手先が器用な人なら自分で修理をすれば修理費用が安くすみます。
そして、iPhoneが壊れたことを機に新しいiPhoneに買い替えるときは、古いiPhoneは民間のiPhone修理専門店に買い取りをしてもらい、お金にすることが賢い手段です。