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iPhone8Plusのフロントパネル・バッテリー交換のご紹介

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iPhone8Plus ガラス割れ・バッテリー不良修理

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修理機種:iPhone8Plus

修理費用:10,760円(税込)

修理時間:50分

今回お預かりした端末はiPhone8Plus です。

2020年に発売されたSE(第二世代)にはPlus系のバージョンがなかったので、

画面が大きく、ホームボタンの搭載されたものでは最新の機種になります。

発売から5年近くになりますが、メインでの使用はもちろんサブ機として使用されている方も多いのではないでしょうか。

それでは状態を確認していきます。

 

〇お預かり時の状態

お預かり時の状態がこちらです。

表示やタッチ操作は問題ないですが、全体にガラスが割れてしまっています。

また画面右上はガラスが欠け、内部が見えてしまっています!

バッテリー交換もご希望いただきましたので、設定からバッテリーの状態を確認します。

”著しく劣化しています”というメッセージが!

最大容量も79%になっているのが確認できます。

こちらの数字ですが、85%を下回ってくるとかなりバッテリーの減りが速く感じられると思います。

バッテリー交換のタイミングの目安の数字としてご確認ください。

 

それでは早速交換作業をはじめていきます!

 

修理内容・手順

1,本体とフロントパネルを分離する

まず本体下部の星ネジを外します。

そしてへらを入れ、フレームとフロントパネルを分離していきます。

画面下方から少しずつ隙間を拡げていきます。

この時、内部の基板やケーブルを傷つけてしまう恐れがあるため、

へらを本体内部に入れすぎないよう慎重に作業していきます。

さらに隙間を拡げ、上辺まで分離できたことを確認し

画面向かって右側の辺にパネルを起こします。

これで内部にアクセスできるようになりました!

次に、基板とフロントパネルを繋いでいるケーブルコネクタを取り外します。

赤い線で囲った金属プレートの下にコネクタがあります。

ネジを外し、こちらのプレートを取り除くと

 

ケーブルの先端に長方形の銀色部分があるのが確認できます。

こちらの下に、コネクタがあるので外します。

そしてケーブルが絡まないようパネルを慎重に持ち上げます。

これで分離が完了です!

次の工程に移っていきます。

 

2,必要なパーツを移植する

今回はフロントパネルはガラス割れのみでしたので、

元のパネルから移植するパーツがあります。

まずはパネル裏上部

インカメラやスピーカーなどのパーツを取り外していきます。

ネジを全て外し、こちらの金属パーツを取り除きます。

インカメラケーブルを持ち上げると、四角いパーツが現れます。

こちらがスピーカーパーツです。こちらも移植していきます。

一番下層にインカメラや各種センサーが複合となったケーブルがあります。

こちらはパネルに接着されているので慎重に剥がし、取り外します。

続いてパネル裏下部、ホームボタンを取り外します。

ケーブルを抑えている金属プレートを外します。

向かって右側にパネルとホームボタンを接続しているコネクタがあります。

パネル側のコネクタは浮いてますのでややコツがいりますが、こちらを取り外します。

ホームボタンケーブルもパネルに張り付けられていますので気を付けながら剥がし、

パネル表面から取り外します。

表から見ると、ホームボタンの部分に穴が開いた状態になります。

続いて、また裏面に戻ります。

パネル裏の側面から細かいネジが留まっていますので

左右両辺のすべてを外します。

液晶表示部分を裏から覆っている金属プレートを取り外せるようになりました。

こちらも新しいパネルに移植します。

これで、移植するパーツの取り外しがすべて完了しました。

それでは新しいパネルに組み込んでいきます。

パネル裏のプレートですが、写真の赤い線で囲った部分

プレート側のシールの形とパネル側の長方形のチップを合わせるのがポイントです。

ホームボタン・インカメラ・スピーカー等のパーツも移植します。

これでパネルの交換準備が完了しました。

 
3,バッテリーを交換する

 

続いてはバッテリーの交換です。

本体内部の大半の部分を占めています。

バッテリーは特殊なシールで張り付けられているので、これを剥がして取り外します。

黒い面がありますが、こちらに背面充電で使用するコイルがあります。

こちらが貼り付けに使用するシールです。

少しいびつな形になっているのは、先ほどのコイルを避けるためですね。

バッテリーのコネクタの位置に気を付けつつ、取り付けます。

 
4,パネルを組み込む

 

それでは、新しいパネルを組み込んでいきます。

まず本体内部の清掃とフレームとパネルの隙間を埋める防塵用シールを貼りなおします。

 

そして、基板とパネルをつなぐケーブルを接続、金属プレートも忘れず付け直します。

フレームにケーブルを挟んでしまわないよう気を付けつつ、パネルを組み込めば作業完了です!

 

〇作業後の状態

 

交換後の状態がこちらです!

画面の割れも無くなり、きれいな状態になりました。

もちろん、画面上部のかけていた部分も元通りに!

また、バッテリーもエラーメッセージが消え、最大容量も100%になっています。

 

その他、タッチの感度やセンサー・カメラ等もチェックし、修理完了となります。

 

ガラスの割れなどはタッチや表示に問題なくとも、放っているとタッチや表示の不良が発生してしまうことがあります!

もちろんけがの恐れもありますので、早めに修理いただくことをおすすめいたします。

またバッテリーも減りが早いなどお困りのことございましたらぜひ交換を検討いただければと思います!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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iPhone8Plus修理について 

・フロントパネルのひび割れ

・画面表示不良

・タッチパネル不良(タッチが効かない)

・バッテリー交換

・カメラが映らない/映りが悪い

・コネクタ不良(充電ができない等)

・音量ボタンが効かない

・スリープ(電源)ボタン故障

・バイブレータがきかない

・相手や自分の声が聞こえない

・電源が入らない

・水没してしまった

・その他故障トラブル修理