☆iPhoneXR フロントパネル交換修理
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修理日時:2020年11月
修理機種:iPhoneXR
修理費用:16,800円(税別)
修理時間:30~40分
(なお、交換パーツの状態によっては、修理時間を1時間頂く場合もございます。)
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こんにちは!iPhone修理あいさぽルミネ有楽町店です!
今回はXRのフロントパネル交換をご紹介致します!
前回2月にもXRの投稿をしておりますが、今回はもっと深く突き詰めていきたいと思います。
■修理前の症状(故障状況)
今回画面交換を行なう事となるXRです。
右下が割れており、液晶のシミが出来てしまっていますね。
恐らくは割れている箇所、右下の角から固い地面などに落としてしまったのでしょう……。
このままでは画面が見にくいですし、時間が経つにつれ液晶の症状が悪化し、タッチ操作にまで影響が出かねません!
では、作業へ移っていきましょう!
■修理内容と手順
1、本体からフロントパネルを開く
まずは、iPhoneのライトニング(充電口)両隣にある下ネジを外します。
X以降の下ネジは、長い☆ネジとなっており、固めに締められている事が多いです。
そのため下ネジを取り外す際には、ドライバーを真っ直ぐ立て、しっかり挿し込んで回さなければいけません。
そうしないと、下ネジのネジ頭がなめてしまったりしかねないからです。
下ネジを取り外したら、次は金属の細いヘラを挿し込み、パネルを持ち上げます。
少しだけ持ちあがったら青ヘラを挿し込んで、画面の縁を沿う様に、画面についている防塵テープの粘着を外していきます。
ちなみに、XRもですがiPhone11シリーズなどは、下記画像のようにパネルそのものの厚さと本体フレームの縁が分厚く深くなっています。
金属ヘラでパネルを持ち上げる際には挿し込み過ぎたりしないように気を付けながら作業をしなければいけません。
粘着をある程度剥がしたら、ここからパネルを持ち上げるのですが……。
あまり持ち上げすぎてしまうと内部のパネルと本体を繋ぐコードをちぎってしまいますので、あげすぎないよう注意しながら持ち上げつつ、残りの粘着も剥がしていきます。
特に、画面上部のインカメラ周りは粘着が強く、外れにくい事があります。
粘着が強く、外れにくいと、つい無理矢理やってしまいそうになるかもしれません。
しかし、iPhone修理において力を入れ過ぎる事は厳禁です、無理矢理にならないように粘着を上手く剥がしていきましょう!
粘着を剥がし、横開きでパネルを開く事が出来ました!
パネルを開く際には上記画像よりも開いてはいけません、ケーブルが傷んでしまいます。
2、フロントパネルの取り外し
パネルを開いたら次はパネルと本体を繋ぐケーブルを覆っているコネクタカバーを外していきます。
XRはパネル交換をする際に外さなければならないコネクタカバーは約三つあります。
バッテリーなどのコネクタカバー、パネルと本体を繋ぐ液晶ケーブルのコネクタカバー、イヤスピーカーのコネクタカバーの三つです。
バッテリーのカバーとパネルのカバーは全てY型のネジでとまっていますが、イヤスピーカーにはYネジが3本と+ネジが2本あります。
気を付けるべき事として、バッテリーのカバーは、パネルのケーブルの真下にネジがあるので、ケーブルを傷付けてしまわないようにネジを外さなければいけません。
あとは、なるべくカバーのネジを取る時は、少しだけカバーを上から押さえながらと言った所でしょうか。
(ネジを回した時にカバーまでネジと一緒に回る事がある為。)
カバーを外すことが出来たら、あとはコネクタケーブルを白い小さなヘラで取り外していきます。基板を傷付けないように!
コネクタケーブルを外したら、パネルが本体から離れますので、これでパネルを取る事が出来ました!
3、近接イヤスピの取り外し
パネルを取り外すことが出来たら、次はパネルについている近接イヤスピーカーという部品を取り外します。
近接イヤスピーカーはパネル上部、場所で言えばインカメラがある部分となりますね!
近接イヤスピは4つのネジと粘着によって取り付けられています。
3本の+ネジと小さなY型ネジ、そしてカメラ窓周りに多少の粘着です。
まずはネジを取り外していきましょう!
ネジが外れたら今度は粘着を剥がさなければいけないのですが
剥がすのに使うのは、先の部分を平たく加工した小さいマイナスドライバーです。
上記画像のように横から滑りこませて粘着を剥がしていきます。
まず右側から挿し込み、ある程度剥がしたら、今度は左側からも滑り込ませ粘着を剥がしていきます。
粘着剥がれたら、後はもう新しいパネルへ近接イヤスピを取付けるだけ!
4、新しいパネルへ近接イヤスピの移植(今回はやりませんが、メタルプレート移植も。)
こちらが今回使用する新しいパネルです!
パネルに取り付けられている【メタルプレート】と呼ばれている部品も外して移植する事もあるのですが、今回使用するパネルにはメタルプレートが初めから取り付けられているタイプでした。
初めから取り付けられているタイプですと、作業時間が大幅に約20~30分も短縮されます!
なので、今回はメタルプレートの取り外しは省略させていただきます。
ちなみに、こちらが取り外されたメタルプレート(別端末のメタルプレートです)
セロハンでくっいているのはメタルプレートを止める為のYネジ達です。
ネジの量が多いですね、ネジを取り外すだけでも意外と時間を取られますので、初めから取り付けられているのは大変ありがたいです。
では、近接イヤスピーカーを移植していきます。
といっても、近接イヤスピは位置がほぼ固定されているので、部品の位置がずれてしまうという心配はほとんどありません。
元々は粘着で取り付けられていましたが、再度接着する必要が無い程位置が固定されているのです。
ですので、ネジで取り付けるだけ!
気を付けるべき事としては、ケーブルが長いので傷付けやすい事くらいでしょうか?
5、防塵パッキンテープの取付
イヤスピを移植したら、次は本体側に防塵テープを張り付けます。
そのために、まずは本体を綺麗にお掃除です。
縁の部分に防塵テープを接着しますので縁周りは特に綺麗に、でないとテープの粘着が上手くつかない事があります。
ホコリもなるべく除去します、ホコリのせいでショートしてしまう危険などもありますからね!
ビフォーアフターの画像がありませんが、キレイにお掃除できました。
では、防塵テープを張り付けます。
貼りつける際にはiPhoneの下側、充電口があるほうから先にぺたりと貼り付けていく形になります。
貼り付けたら粘着がつく縁周りをちいさな白いヘラなどで押し付け、粘着をしっかりくっつけていきます。
それが終ったら、後は青いビニールを剥がすだけ!
6、パネルを本体へ組込み
防塵テープまで取り付けられたら、後はパネルを組み込み!
ケーブルを繋ぎ終えました。
コネクタカバーを取り付けていきます!
近接イヤスピのケーブルは長く、パネルを開いているとコネクタカバーを浮かせてしまうので、ネジが止めにくいです。
なので、下記画像のように、少しだけケーブルを押さえてカバーを取り付けやすくします。
開いたパネルを押さえながらケーブルも押さえるので、指の動きの器用さが求められますね……!
取り付けが終りましたので液晶やバッテリーのコネクタカバーも取り付けていきます。
こちらは最初のコネクタカバーを外す時と同様に、ケーブルの下にネジ穴があるので、ケーブルを傷付けないよう注意しながらネジを止めていきます。
コネクタカバーの取付が終ったら後はもうパネルを閉じるだけ!
しかし!ここで油断してはいけません!
パネルを閉じる際には、ケーブルがパネルと本体の間に挟まらないかどうかを、横側からしっかり確認します!
挟まってしまうとケーブルが傷み、タッチ不良などの原因になってしまいます。
もし出ているようなら優しく少しだけ押し込みます!
しっかり確認したら、パネルを閉じて、下ネジをつけます!
最後にタッチなどの各種動作がキチンと動いているかどうかを確認して終了です!
■修理後の状態
画面交換修理完了!
Before
こちらが元の画面です。
After
こちらが画面交換修理後になります!
各種動作も問題なく画面交換修理が完了致しました!
■修理時の注意点
これはどのiPhoneにおいても気を付けるべき事ですが、無理矢理な取り外し、力の入れ過ぎなどは禁物です。
XRにおける修理時の注意点としては……。
1 – パネルを開ける際の粘着が強いため、無理矢理こじ開けてしまいやすい事。
2 – ケーブルの下に、ネジがある箇所がある事。
3 – 近接イヤスピの粘着が強いので、こちらも慎重にやらねばなりません。
4 – 今回はやりませんでしたが、メタルプレートの移植がほんの若干難しい事。
5 – 本体の縁が深いため、気を付けなければパネルを閉じる際にケーブルを挟んでしまいかねない事。
等々が注意点となります。
以上で今回のご紹介を終わらせて頂きます!
今回の修理紹介はいかがでしたか?
お気に召しましたら、当店あいさぽルミネ有楽町店へ修理にお越しくださいませ!
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・ガラス全面が割れた状態です
・アイフォンフロントパネルひび割れ
・落下によるガラスヒビ割れ(バッキバキです)
・液晶ひび割れセンターボタン付近 その為?ボタン操作難アリ
・タッチパネルのひび割れ
・iPhone画面ひび割れ
・フロントガラスが割れた
・ディスプレイのガラスのヒビ割れ
・パネルのヒビ割れ
・落として画面にかなりヒビが入ってしまいました
・フロントパネルのひび割れ
・画面表示不良
・タッチパネル不良(タッチが効かない)