iPhone5ライトニングコネクタ修理パーツ
iPhone5 ライトニングコネクタ
iPhone5のスリム化、軽量化には欠かせなかったと言われているコネクタ部の小型化の結果がこのライトニングコネクタです。
従来の30ピンドックコネクから8ピンライトニングコネクタへと生まれ変わりました。
8ピンライトニングはデジタル専用端子なので30ピンの変換コネクタなどを使用してもビデオのアナログ出力などは出来なくなっています。(後から発売されたVGAアダプタ&HDMIケーブルで対応は可能ですが結構な出費を強いられます。)
●iPhone5ライトニングコネクタ中には、その他の部品と同様に、ひとつの部品で様々な機能があるので機能と故障事例を紹介します。
(1)コネクタ部分(充電コネクタ、PC接続)充電器差し込み口です。
マイクロUSBに近い形状ですが、内部に1㎜厚の金属プレートを用いて強度アップを図っています。
また裏表どちらでも認識出来るリバーシブル機構で充電時に向きを気にせずに差し込めます。
・故障事例
水濡れによるショートで認識が出来なくなる。
本来は裏表どちらも認識するはずが片側しか認識しない。
充電は出来るが、PCに認識されない。
異物が挟まって端子部分を損傷してしまった等が挙げられます。
(2)集音マイク(通話・ボイスレコーダーアプリなどで使用される)
メインのマイク機能です。
通話時に相手に声が届かない、雑音が混じるなどの症状が起こります。
(3)マザーボード接点部
部品と基板を接続する端子です。
水没によるショートや腐食などで基板側が認識出来なくなります。
(4)ホームボタン接点部
iPhone3G/3GSに似た構造ですが、ホームボタンケーブルを認識する接点がライトニングコネクタ側にあります。
衝撃で接点部を破損したり水濡れで腐食した場合など、ホームボタンが全く効かない状態になります。
(5)スピーカー接点部
音が出ない、音が小さい、音割れがするなどスピーカーの故障と近い症状が現れます。
スピーカー自体の故障か、ライトニングコネクタの故障かを見極めます。
(7)イヤホンジャック
前モデルまでは本体上部にあったイヤホンジャックがiPhone5より本体下部に移設され、こちらもライトニングコネクタに組み込まれました。
よくある故障はイヤホンジャック内に異物を詰まらせてしまう、音楽等の再生時に片側からしか音が出ない、雑音が混じるなどです。
ひとつの部品だけでこれらの機能を賄っているので、故障した時には多くの不便を感じるかと思います。
修理、故障箇所の診断は経験豊富なアイサポスタッフにご相談ください。