こんにちは、あいさぽ町田店です。
真夏の8月にオープンして本当にあっという間に12月に入り今年も残すところ、あとわずかになりました。
これまで、たくさんのお客様にご来店頂きました。
スタッフ一同心より御礼申し上げます。 <(_ _)>
私がアップするブログは今年最後になると思います。
ラストを飾るブログのテーマは『アイフォンの水没』です。
アイフォンの水没修理はフロントパネル交換、バッテリー交換に次いでご依頼の多い修理内容です。
修理のご依頼が多いのはやはり夏の時期ですね。 (^_^;)
夏は海やプールに行く機会が多くその分水没の危険性が高い為、修理件数も多くなります。
他にも通称『汗没』による故障も多いです。
※汗没とはあいさぽ町田店のスタッフの間で使用している造語です。
猛暑日等に大量の汗をかいた状態で電話を長時間使用して電話を切った後にアイフォンの表面をみると汗でびっしょりなんて事、ご経験ございませんでしょうか?
特にフロントパネルに破損等があったりすると汗が本体内に浸透して汗没を起こしやすくなります。
過去に知人からアイフォンが起動しなくなったと相談を受け確認した所、パネルに目立ったガラス割れ、破損はありませんでした。
本体内部を確認するため、パネルを外してみると水没反応が出ていました。 (@_@;)
水没反応とは本体内部に水分が入った時に反応するシールが付いていて、シールの色の変化で水分が入ったかを確認できるものになります。
知り合いのアイフォンの画像は取ることが出来なかった為、店舗にある修理の練習をする時に使用するアイフォンで紹介したいと思います。
アイフォン6の水没反応無しの画像①
本体上部のインカメラやアウトカメラ、近接センサが付いている付近の画像です。
赤丸で囲っている白い楕円型のシールが水没反応をチェックするシールです。
通常は白色です。
アイフォン6の水没反応有の画像①
赤丸で囲っている楕円のシールが赤く変色していますので水没反応が出ています。
アイフォン6の水没反応無しの画像②
もう1か所シールが付いています。
SIMカードの差込口付近の画像です。
シールは白いままなので水没反応はありません。
アイフォン6の水没反応有りの画像②
シールが赤く変色しているので水没反応が出ています。
外観からだと大体、赤丸で囲っている部分にシールが貼っています。
※シールは機種によって若干付いている場所が違います。
又、シールから離れた所に水分が入った場合は反応しない事もあります。
知人のアイフォンは1か所、シールが赤くなっていた為、故障の原因は水没と判断し知人に確認を取りました。
しかし、水没させた記憶はないとの事でした。 (>_<)
プールや海、トイレに落としたことも無ければ雨の日に水たまりに落としたことも無いと自信を持って断言してきたので改めてアイフォンを良く観察すると本体内部の至る所に白い結晶の様な物が付いていました。
海での水没は海水が乾いて塩分が内部に残ってしまう事がありますが、まさにそんな感じでした。
海水に浸かっていないとすると……
そうです!!これか汗没です!!!
海水や汗等の塩分を含んだ水没は真水のよりも復旧率は低いと言われています。
知人のアイフォンは幸い、軽度の汗没だったので通常の水没修理で復旧する事が出来ました。
この修理があってからあいさぽ町田店で汗没という言葉が認知されました。
そんなこんなで夏場は水没修理のご依頼が多いのです。
では冬場は水没修理はほとんど無いのか?
これが冬でもご依頼を頂く事が結構あります。
海やプール等に行く機会が減る分、温泉でアイフォンを水没させてしまい起動しなくなったと言うご相談を頂く事があります。
後は季節関係なく雨の日、水たまりに落としてしまったり、トイレに落としてしまった等、うっかり洋服と一緒に洗濯してしまったり様々なケースがある為、年中多くのご相談を頂いています。
アイフォンを水没させてしまったという方がいらっしゃればお気軽にあいさぽ町田店にご相談ください。 <(_ _)>
さてここからは今回のブログのタイトルになった修理について紹介させて頂きます。
始まりはお電話でのご相談でした。
内容は、運悪くアイフォンを水たまりに落としてしまい起動しなくなったとの事でした。
取り急ぎどうしたら良いか?修理は可能か?と言うご相談を頂きました。
そのお客様はとても冷静な方で電源は入れておらず、水たまりに落としたのも当日との事でまだ数時間しかたっておらず、とても迅速な対応をお取り頂いた方でした。
状況を確認させて頂き、復旧出来る可能性は充分にあるとお伝えしました。
只、水没修理は時間が経過する程復旧率が下がってしまう為、なるべく早く修理をする事をおすすめしました。
お客様も早急な復旧を望まれていた為、お電話で当日のご予約をお取り頂きました。
※予約状況によってご希望の時間帯でお受けできない場合もございます。
ご来店頂くまでの間の応急処置として下記内容をお伝えしました。
アイフォンを水没させてしまった時の応急処置法
・引き続き電源は入れないようにして頂く
・アイフォンを振ったりせずに出来る限り水気を取り除いて頂く
・カバー等の付属品を取り付けている場合は取り外して頂く
・可能であればSIMカードを抜いて頂く※クリップを加工して使用する方法をお伝えしました。
お客様にご来店頂きアイフォンを確認させて頂きました。
お伝えした応急処置は実施して頂いていました。
※機種はアイフォン6でした。
フロントパネルにはガラス割れは無く本体も大きな傷、ヘコミはありませんでした。
修理をお受けする前に修理金額の最終確認をさせて頂きました。
※水没修理の場合アイフォンの状態によって修理をしても復旧できないケースがございます。
復旧できない場合でも作業費として1,000円(税抜)を頂戴しています。
復旧した場合でも乾燥、クリーニング作業のみで復旧する場合と部品の交換も必要な場合とございますので、修理前に修理金額をご案内してご了承を頂いたうえで修理をお受けさせて頂いています。
水没に関するご相談がございましたら、お気軽にお電話下さい。
TEL:0120-917-298 【営業時間】10:00~21:00(金・土は22:00迄)
修理金額についてご了承を頂きましたので、アイフォンをお預かりして早速フロントパネルを取り外してみました。
本体内部を確認してみると、やはり水没反応が出ていて水滴が入っていました。
アイフォン内部の水分を取り除く必要があるので、基板やカメラなどの部品を一旦取り外して水気を取り除く乾燥作業を実施します。
埃、汚れ等も取り除く為、しっかりとクリーニング作業も実施します。
乾燥・クリーニング作業が完了したら各部品の取り付けをしてアイフォンを起動してみます。
すると見事に復活する事が出来ました。
しかも、今回は部品の故障は無かった様で乾燥・クリーニング作業のみで復活出来ました。
お客様の冷静な判断と迅速な対応の賜物だと思いました。 (^^)v
水没の場合、フロントパネルやバッテリー等の部品が故障しているケースが結構あります。
下の画像は別の水没修理で乾燥・クリーニング作業をして起動した所、フロントパネルに水分が浸透している様子です。
この時は、お客様に相談した結果フロントパネルも交換する事になりました。
修理が終わって復活したアイフォンをお客様にお渡しした所、アプリやライン等のデータもそのままで大変お喜び頂きました。
今回のケースの様に復活出来れば良いですが、復活できなかった場合は大事なデータの取り出しも困難になります。
アイフォンを水没させてしまった場合は今回のお客様の様に冷静な判断と迅速な対応が復旧率を高めます。
事情があってすぐに修理に出せない場合でも応急処置をしておくだけでも復旧する確率は変わってきます。
あいさぽは全国56店舗、実績30万台超のアイフォン修理サービスの老舗です。
水没・ガラス割れ・バッテリーの持ちが悪い等、アイフォンでお困りな事がございましたらお気軽にご相談ください。
あいさぽ町田店
TEL:0120-917-298
住所:〒194-0013 東京都町田市原町田4-2-15 丸昭エイトビル6F