iPhoneに速度制限がある理由とは?解除方法や回避するためのポイントまとめ

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iPhoneをどのキャリアで契約していても、データ通信を使いすぎてしまった際には「速度制限」がかかってしまうのを知っていますか。

ここでは、データ通信を使いすぎることでiPhoneに速度制限がかかる理由と、速度制限を回避する方法について詳しくご紹介します。

そもそも速度制限は何故あるの?

電波は目に見えないものなので実感が湧きにくいかもしれませんが、携帯電話などの通信機器で利用している電波は、無限にあるというわけではありません。各キャリアが国から支給を受け、それを契約者に提供しているといった形なのです。

その限りある電波をたくさんの人が同時に使いすぎてしまった場合、通信回線は渋滞を起こして通信品質そのものが悪くなってしまいます。それを回避するため、各キャリアは契約者全員に対して契約プランに応じたデータ容量の通信制限を設けているのです。

速度制限がかかるとどのくらい遅くなる?

制限のかかっていない状態での通信速度は、およそ15Mbps前後だといわれています。

一方で、速度制限中の通信速度は128kbpsです。ちなみに「bps」というのは、1秒当たりに受信できるデータ量を表す単位で、「M」はメガ、「k」はキロのことです。1000キロ=1メガということを踏まえてざっくりと計算すると、速度制限がかかった状態は通常速度の100分の1以下となるのです。

100分の1の速度では、1秒で開けていたwebサイトを開くのにすら数分かかってしまいます。大量のデータ受信を必要とする動画の視聴やアプリのインストールなどは、もはや不可能なレベルだといっても過言ではありません。

速度制限がかかってから復帰するまでの日数は?

速度制限がかかってしまうパターンは大きく分けて2つあります。

1つ目は、直近3日間で規定以上の通信を行った場合です。こちらは具体的な制限日数が決まっているわけではないようですが、各キャリアとも1日経過すれば解除されているケースが目立ちます。

2つ目は、月で契約しているデータ容量をオーバーした場合です。こちらの場合は、締め日を迎えるまで速度制限が解除されることはありません。つまり、締め日の翌日に契約しているデータ容量を超える通信をしてしまったときは、速度制限が解除されるのはほぼ1カ月後ということになってしまいます。

データ容量を買い足すことで速度制限は解除される?

速度制限がかかってしまった状態を一番手っ取り早く解除できるのは、データ容量を追加で購入する方法です。

いずれのキャリアも、追加料金を支払うことでデータ容量を買い足すことが可能になっています。しかし、お金はその分かかりますし、買い足した分のデータ容量は月で契約している料金より割高であるということは十分に理解しておきましょう。

速度制限を回避するためにWi-Fiを使うのも有効な手段!

Wi-Fiを利用して通信を行った分は契約しているデータ容量には含まれません。したがって、Wi-Fi環境下であれば容量を気にすることなくいくらでも通信できますし、速度制限中であっても通常速度でデータの送受信が可能です。金銭的な面を見ても、毎月の使用量によってはデータ容量を買い足すよりWi-Fiルーターを別途契約したほうがお得になることもあります。

このことからも、速度制限に怯えず快適にiPhoneを利用するためには、Wi-Fiが常に使える環境を整えるのも有効な手段だといえます。

速度制限は本当に辛い!上限を超えない使いかたを普段から心がけよう!

速度制限は、限りある電波を平等に利用するために設けられた制限です。速度制限を受けてしまうと、解除されるまではwebサイトすらまともに開けず、動画の視聴やアプリのインストールなどは不可能に等しいレベルにまで通信速度が下げられてしまいます。

データ容量をチャージすればすぐに元の状態に復旧させることもできますが、その都度、お金がかかりますのであまり賢いやりかたとはいえません。

Wi-Fi環境を整えたり、契約しているプランそのものを見直して速度制限がかからないような使い方をしたりするよう普段から心がけておきましょう。そうすることで、ストレスを感じずにはいられない速度制限状態は回避することが可能です。

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