iPhoneのカメラに不具合ってある？
iPhoneのカメラが上手く作動しないときは、3つの原因が考えられます。まずは「カメラアプリ」に不具合が生じているケースです。この場合、iPhone本体やレンズに問題があるわけではなく、アプリのシステムにエラーが起きています。軽いエラーならiPhoneを再起動することで修正可能ですが、それでも直らなければアプリを再インストールしましょう。現在のアプリを一度アンインストールしてから、同じアプリをWebからインストールします。
次に「カメラレンズの不具合」です。シャッターは押せるし、一応写真は撮影できるのに「シミのようなものが写りこむ」「画面が暗い」のであれば、レンズが汚れています。カメラレンズにエアーを吹きかけるなどしてきれいにしましょう。ただし、レンズにヒビが入っているなら交換修理するしかありません。最後に考えられる原因は「カメラの部品の不具合」です。「そもそもシャッターが押せなくなっている」「ピントが合わない」などの現象は、カメラの部品に問題があります。アプリを再インストールしても状態が改善しないようなら、iPhoneそのものの交換修理を検討しましょう。
iPhoneのバッテリーにありがち不具合とは？
iPhoneでは定期的にアップデートが行われ、機能が更新されていきます。しかし、アップデートによってバッテリーの消耗が激しくなり、すぐ充電が切れてしまうようになる人もいます。この不具合が「バッテリードレイン」です。一時的にiPhone本体がアップデートについていけていないだけなら、アップデートから数日ほど経てば自然に充電は持ちやすくなっていくでしょう。ただし、バッテリードレインがなかなか直らないようなら、バッテリーを減らさないための対策が求められます。「アプリを複数開かない」「使用を短時間に抑える」などの工夫を行って、次のアップデートまでの期間を過ごします。
ただし、老朽化したバッテリーについては、アップデートに関係なく充電が早く切れがちです。古いバッテリーは使えば使うほどより減るのが早くなっていくだけなので、バッテリー交換するようにしましょう。バッテリー交換は店頭で行えばすぐに終わりますが、バッテリーが入荷されていないときはしばらく時間がかかることもあります。バッテリーだけを手に入れて自分で交換をする手段もあるものの、確実性を考慮すればプロの修理店に任せましょう。
iPhoneにある充電の不具合が起こる原因
iPhoneの充電が上手くできなくなってしまうとき、充電器とiPhoneの不具合、両方が考えられます。まずは充電器の状態を調べるようにしましょう。単に充電器からiPhoneがずれているだけなら、位置を直すだけで充電は上手くいきます。しかし、充電器のケーブルに問題があったら一向に改善されないので充電器を買い直すようにしましょう。
充電器に関係なく問題が起こるのは、iPhone側のトラブルといえます。たとえば、iPhoneのバッテリーが熱くなりやすいなら、充電は80パーセント以上できない仕組みになっています。バッテリー交換をしないと100パーセント充電できないでしょう。また、充電器とiPhoneをつなぐ「ドットコネクタ」の不具合もチェックします。コネクタ内にゴミやホコリがたまっていると充電器との接続が悪くなり、なかなか充電ゲージはたまりません。そもそも、充電自体が難しくなってしまいます。
バッテリーやコネクタを直してもまだ問題が続くなら、iPhoneを初期化しましょう。ただし、初期化は最終手段であり、バックアップなどの手間もかかります。どうしても行いたいなら修理業者に頼むのもひとつの方法です。
iPhoneの不具合に備えたバックアップの方法
不具合が直らない場合、iPhoneのデータをバックアップしたうえで部品交換したり、初期化をしたりしなければいけません。バックアップではiCloudとiTunes、2つの方法があります。まずiCloudではインターネット上にデータを保管するのが特徴です。保管できるデータ容量は最大2TBで、5GBまでは無料です。一方、iTunesでは、インストールしたパソコンにデータを保管します。データ容量はパソコンのスペックに準じます。
不具合解消後、iCloudに保管したデータを復元するには「Appとデータ」画面から「iCloudバックアップからの復元」を選択しましょう。すると、バックアップを行ったデータの日付と容量の一覧が出てきます。情報を確認し、問題がなければ復元を開始します。iTunesから復元するには、パソコンとiPhoneをケーブルでつなぎましょう。そして、iTunes上に出てきたiPhoneのアイコンをクリックし、「バックアップの復元」を実行します。
これらの作業は一般人でも行えるものですが、バックアップに失敗すればiPhoneの全データは消滅します。より確実性を求めるならば、プロの修理業者に依頼するのが賢明でしょう。
iPhone6sの不具合があったときは？バッテリー交換プログラムで対処
iPhone6sならバッテリーの不具合に対して「交換プログラム」を用意してくれています。無償でバッテリーの不具合を解消してくれるため、積極的に利用したいサービスです。ただし、iPhone6sならすべての機種に適用されるわけではなく、一部のシリアルナンバーに限られています。自分のシリアルナンバーがサービス適用内かどうかを探るためには、Appleストア内でシリアルナンバーを検索してみましょう。検索結果を見ると、バッテリー交換プログラムを受けられるかどうかが判明します。
もしもプログラム適用内だったなら、正しい手続きから交換依頼をかけましょう。まず、正規店で直接依頼をする方法があります。ただし、正規店は予約なしに来店しても長時間待たされる恐れがあるので注意しましょう。Apple公式サイトから配送修理の手続きをするのも選択肢です。ただし、サイト内で入力しなければいけない情報が多く、入力ミスがあれば「iPhoneが戻ってこなくなる」などの問題も発生します。そして、万が一の事態に備えてiPhoneのデータはバックアップを取っておきましょう。Apple側がバックアップを行ってくれる保障はないからです。
不具合が直らないときは… 民間の修理業者に依頼！
iPhoneの不具合が気になるとき、正規店に修理を依頼する人は少なくありません。しかし、正規店ゆえのデメリットがあるのも事実です。たとえば、保証期間外の修理や、そもそも保証に入っていない機種の修理について高い費用を請求されることも珍しくありません。また、正規店では契約により、採用できない修理方法もたくさんあります。基本的に、少しでもリスクのある修理方法は避けたがるのが正規店の特徴です。直る可能性はあるのに「当店では扱えません」と却下されるケースも出てくるでしょう。
民間の修理業者なら、正規店よりも安価で修理を請け負ってくれることもありえます。また、本人の承諾さえあれば正規店では認められていない作業も可能です。それに、バックアップやバッテリー交換など、素人が行うには不安が残る作業も確実にこなしてくれるので安心です。地域によっては正規店よりも修理業者の方がたくさんあるので、足を運びやすいのもメリットでしょう。iPhoneの不具合は民間の修理業者で対応してもらいましょう。
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